アニメも大好評の『メダリスト』ですが、主人公の結束いのりが「発達障害ではないか?」といわれることがあります。
それはなぜでしょうか?
今回は、メダリストの結束いのりが発達障害といわれる理由や、天才といわれる理由についてまとめていきます。
結束いのりのかわいい魅力やアニメの声優も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
結束いのりが発達障害といわれる理由
発達障害とは?
まずは、発達障害とはどのようなものかを見ていきましょう。
発達障害には、主に次のようなものがあります。
発達障害を疑われる子は病院での検査を受けた上で、それぞれの特性によってこれらの診断名がつきます。
ADHDは一箇所にとどまることが苦手で、ソワソワと落ち着きのない子が多いです。
また、集中力を維持することが難しかったり、うっかりミスが多いことでも知られています。
ASDはこだわりが強いのが特徴で、対人関係を築くのが困難であったり、興味の対象が限定的であったりします。
LDは読み書きや計算など特定の学習が著しく困難な発達障害です。
これらは完全に分けられるわけではなく、発達障害の子はたいていの場合複数の特徴を併せ持っています。
ADHDとASDの特性が混ざっていたり、ASDとLDの特性が混ざっていたり・・・という感じです。
また、これらの特性があるからといって、必ずしも発達障害であるわけではありません。
病院で診察を受けても「グレー」と判断されることも多く、完全に発達障害ではないという診断が下ることも少なくありません。
いのりが発達障害といわれる理由
では、メダリストのいのりはなぜ発達障害だといわれているのでしょうか?
実はアニメのメダリストでは、序盤のいのりの学校生活の様子を割愛したり、友達との会話の内容を少しマイルドにしたりと改変が見られました。
アニメでもいのりはスケート以外何もできないという描写がありましたが、原作ではそれがより顕著に描かれています。
原作ではいのりは先生から個別指導を受けたり、「教科書を持っておいで」と言われても教科書を忘れたりと、とにかく勉強ができない忘れっぽい子という特性が強調されていました。
また、友達からも「頼んだもの全部忘れる」「漢字もすぐ書けない」「待ち合わせても遅刻する」と散々に言われています。
母親からも「宿題も一人でできない」と呆れられており、アニメよりも「何もできない」感がかなり強い印象でした。
原作で描かれていたこれらの特性は、ADHDやLDに該当するものが多く、いのりは発達障害ではないかといわれるようになりました。
また、スケートへに対するこだわりが強いところが、ASDの特性だとも捉えられることもあるようです。
結束いのりが天才といわれる理由
メダリストのいのりは、発達障害だけでなく天才ともいわれています。
では、なぜいのりは天才といわれるのか、その理由について見ていきましょう。
理由①短期間での急成長
ほとんどの選手が5歳くらいからスケートを始める中、いのりは小学5年生からようやく本格的なレッスンを始めます。
しかし、いのりはすさまじいスピードで成長を遂げ、レッスン3回目にしてバッジテストを受けることが決まります。
その後もいのりはぐんぐんと成長を続け、本格的にレッスンを始めてからわずか1年で全日本ノービス大会に出場するまでになりました。
しかも、その大会では4回転を跳ぶという、まさに天才ぶりを見せつけます。
この成長速度の速さが、いのりが天才といわれる最大の理由でしょう。
理由②スケーティング技術と表現力
メダリストの結束いのりは、スケーティング技術だけでなく表現力も優れた選手です。
ジャンプにおいてはまだライバルの狼嵜光などにかないませんが、初の全日本ノービスでは光も獲得できなかったステップシークエンスのレベル4を捕ります。
また、アイスダンス出身の司から徹底的に演技力を鍛えられているため、他の同年齢の選手に比べて表現力が豊かです。
このスケーティング技術と表現力の高さが、いのりが天才だといわれる理由のひとつだといえるでしょう。
理由③スケートへの熱い情熱
どれだけ優秀な人間でも、情熱がない人はなかなかトップレベルに達することができません。
その点、いのりのスケートへの情熱は尋常ではなく、こんな苦難も乗り越えていきます。
ここまでの情熱は誰でも持てるものではなく、スケートへの熱い情熱はいのりの大きな才能のひとつだといえます。
結束いのりのかわいい魅力
可愛い魅力①コロコロ変わる表情
メダリストの結束いのりは、感性が豊かでとても素直な女の子です。
そのため、喜怒哀楽にともなって表情がコロコロと変わり、その豊かな表情がとてもかわいらしく感じます。
特に笑った顔は司が「笑顔が天才!」というほど素敵で、見ているこちらまで気分が明るくなります。
可愛い魅力②頑張り屋
メダリストの結束いのりは、とても頑張り屋さん。
失敗しても負けても、めげずに立ち上がって前へと進んでいきます。
いのりが司と二人三脚で頑張る姿はとてもかわいく、また力強さを感じます。
いつでもどこでも頑張るいのりの姿には、多くの人が心惹かれることでしょう。
可愛い魅力③ミミズが好き
メダリストの結束いのりはミミズが大好き。
スケートのためにミミズを集めていたいのりですが、実はミミズ好きであることが判明。
試合の前には司のフードの紐をミミズに見立てて握り、精神を安定させています。
また、お気に入りのぬいぐるみは大きなミミズのぬいぐるみで、毎晩それを抱いて寝ているようです。
そんなミミズ愛に溢れるいのりはかわいく、ミミズ嫌いな司のやり取りも面白いと評判です。
メダリストのアニメの結束いのりの声優
メダリストのアニメでは、声優の春瀬なつみさんが結束いのり役を担当しています。
メダリストの作者であるつるまいかださんはもともと春瀬なつみさんの大ファンで、自身の漫画のキャラを春瀬なつみさんに演じてもらうことが夢だったそうです。
メダリストでは、その夢がついに叶ったことになります。
春瀬なつみのプロフィール
- 生年月日:1994年6月17日
- 出身地:香川県高松市
- 血液型:A型
- 所属:プロ・フィット→フリー→マウスプロモーション(会社員と両立)
- 趣味:フィギュアスケート観戦、推理ゲーム、読書、映画鑑賞、音楽鑑賞
春瀬なつみの主な出演作品
- アイドルマスター シンデレラガールズ(龍崎薫)
- アイカツフレンズ!〜かがやきのジュエル〜(にせさくや)
- <Infinite Dendrogram> -インフィニット・デンドログラム-(ミリアーヌ・グランドリア)
- ラーメン赤福(枕崎)
まとめ
メダリストの結束いのりが発達障害といわれる理由や、天才といわれる理由などをまとめました。
いのりは原作での描写から発達障害だといわれるようになりましたが、スケートを始めてからはそれほど問題行動は見られません。
一度スケート靴を電車の中に置き忘れていますが、他の選手たちとも問題なく交流できてるし司の指示もしっかり理解できています。
そのため、完全な発達障害かどうかはわかりませんが、フィギュアスケートで金メダルを獲るという目標ができた今となっては、もうどうでもいいことかもしれませんね。
いのりが天才であることは疑いようがなく、これからも光などのライバルたちとの熱い戦いが楽しめそうです。
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