水いぼの季節がやってきました!
水いぼって放置していても自然に治るんですけど、放置すべきか治療すべきか、専門家の間でもいまだに結論って出てないみたいなんですよね。
もちろん個人的に「こうしたほうがいい」っていう記事はたくさんありますけど。
我が家のうしゃおくんとうしゃこちゃんも水いぼにかかってしまったので色々と記事をあさって読んだのですが、結局は親が決めるしかないな、と思いました。
そんな水いぼですが、我が家ではうしゃおくんの時に皮膚科でとってもらい、うしゃこちゃんの時は放置で自然治癒しました。
両方を体験したので、子供の水いぼをどうしようと悩んでいる人の参考になればと思い、その時の体験談をまとめてみました。
水いぼとは
そもそも水いぼとはなんなのか?
正式名称は「伝染性軟属腫」というものらしいです。
簡単に言えばウイルス性の皮膚の感染症です。
体や手足にぽつぽつができ、だんだん大きくなっていきます。
大きくなってくると真ん中がつやつやして見えるので、結構わかりやすいです。
いぼそのものを触っただけではうつりませんが、何かの拍子につぶれたりして中のウイルスが飛び出すと、他の部分やそのウイルスに触った人にうつります。
水いぼの治療をしてみた
うちのうしゃおくんはアトピーなので、毎晩お風呂上りには欠かさず薬を塗っています。
ある日アトピーとは明らかに違いぽつぽつを足に見つけたんですが、私その当時「水いぼ」って知らなかったんですよね。
なんだ、これ?と思いながらも、まあいいや、ついでに塗っておけ、とアトピーの薬を塗ってしまったんです。
そう、ステロイドを。
そして次の日、ものすごく増殖しているぽつぽつ。
なんじゃこりゃーーー!!とあわててネットで検索してみると、どうやらこれが水いぼというものらしい。
そして水いぼはステロイドがエサになってしまって増えてしまうので、ステロイドは厳禁だということをそこで初めて知ります。
やっちまったよ・・・。
後悔先にたたず。
素人診断は本当に恐ろしいですね。
とりあえずうしゃおくんはアトピーもあり、一気に増えてしまったことですぐに皮膚科に行きました。
皮膚科で「うん、水いぼだね」とあっさり診断され、部分麻酔のテープをもらいました。
次回来院30分ほど前にこのテープを水いぼにはり、麻酔が効いたところで水いぼをつぶすようです。
しかしこの麻酔テープはり、水いぼの量が多いと本当にめんどくさい!!
ちまちまとなんとかテープをはり、再び病院へ。
先生、すごい手慣れた動作でぷちぷちと水いぼをつぶしていきます。
うしゃおくん、そのころにはすでに小学生だったので、そこまで泣いたり騒いだりということはなかったんですが、「いてっ、いてっ」と痛がってました(^^;)
麻酔テープをはっても痛いものは痛いらしいですね。
うしゃおくんの水いぼは数が多かったので一度では取り切れず、3回くらいは来院したかな?
でも全部取り切ったらもう再発とかすることなく、それで終わりました。
ただやっぱり痛いのは嫌みたいで、「今日皮膚科か~」と憂鬱がっていました。
これは、赤ちゃんとかもっと小さい子だったらかなり病院拒否するだろうな、と感じました。
水いぼを自然治癒してみた
さて、それから1年ほどたって、今度は妹のうしゃこちゃんに水いぼができました。
プールに行った後できたので、おそらくプールでうつったのではないかなー、という感じです。
もううしゃおくんの時に調べたので水いぼだというのはすぐにわかりました。
問題はこれを放置するか皮膚科へ行くか、なんですが、うしゃこちゃんの場合アトピーもないし水いぼもぽつんとひとつだけだったので自然治癒を試してみました。
とりあえず「イソジンが効く」という話を信じ、イソジンの消毒液を毎日つけてました。
その結果、イソジンは強すぎるのか、水いぼに効く効かない以前にうしゃこちゃんの肌が荒れてしまったため中止。
とりえず感染を少しでも防ぐために水いぼの周囲はワセリンで保護したりしていました。
が、やっぱり多少は増えましたね。
うしゃこちゃんは腕のところに水いぼができたのですが、どうしてもかいてしまって水いぼがつぶれて伝染してしまったんですよね。
しかしそれでも背中とお腹と腕に数えられるくらいだったので、そのまま放置していました。
しばらくはいつも気になって水いぼチェックしていましたが、そのうちあまり気にしなくなり、忘れた頃には水いぼは消えていました。
「あれ?そういば水いぼは?」って感じでしたね。
消えるまでの時間は1年半くらいかな?
結構な長さです。
2年くらいかかる人もいるみたいですね。
やっぱり皮膚科をおすすめ
このように皮膚科での治療と自然治癒の両方を体験してみましたが、やっぱり私は皮膚科でさっさと取ってしまうことをおすすめします。
自然治癒で治ることは治りますが、かなりの時間を要するのでその間「水いぼはまだ治らないのか?」と常にストレスがかかります。
またうちのうしゃこちゃんの場合はそれほど悪化せずにすみましたが、やっぱり悪化してしまって結局皮膚科へ、ということもあります。
それならば、まだ水いぼが数個しかないうちに皮膚科でちゃちゃっと取ってもらったほうが痛みも少なく、親の負担も少なくてすみます。
もちろん小さい子は泣いて嫌がるでしょうが、水いぼの数が1、2個なら一瞬で終わります!
うしゃおくんのように増殖してからだと何回も通わなければならず、そうなったらもう病院へ連れて行くだけでも苦労しますよ。
もし子供の体に水いぼを発見したら、数が少ないうちに早く皮膚科へ行くことをおすすめします。