長男のうしゃおくんはテレビの「でんじろうのTHE実験」が大好きです。
そのでんじろう先生がお隣の市にやってくるというのだから大喜びです。
そこで今回はうしゃおくんと観に行った「米村でんじろうサイエンスショー」の口コミ・レビューをまとめていきたいと思います。
公演でやったこと、ほとんどネタバレしてますので、「何をやるか公演を観るまで知りたくない!」という人は気をつけてくださいね。
サイエンスショーの内容
まずは2019年夏のサイエンスショーでやった内容を順に紹介していきたいと思います。
飛行実験
・風船
まずは長い風船での飛行実験です。
テレビなどでよく見るような長細い風船、投げると飛ぶは飛ぶけれどすぐに空気抵抗で曲がってしまい、あまり遠くまでは飛ばない。
これを遠くまで飛ばすにはどうすればいいのか?という実験です。
正解は風船に羽根をつける、というものなのですが、なぜ羽根をつけると真っすぐ遠くまで飛ぶのかでんじろう先生がわかりやすく説明してくれます。
そして先生が実際に風船を投げると、ものすごい真っすぐにシューっと風船が飛んでいく。
面白い!
大人でも絶対にやりたくなっちゃいますよ。
・ブーメラン
お次はブーメランでの飛行実験です。
でんじろう先生が持っているのはただの厚紙で作ったブーメラン。
作り方も教えてくれますが、とっても簡単。
しかしそのブーメランが面白いように飛ぶこと飛ぶこと。
そして曲芸のように先生のもとへ戻ってくる。
先生のブーメランスキル、半端じゃありません!
ブーメランがどうして戻ってくるのかなど、その仕組みを実際に実験しながら教えてくれます。
そしてなんといっても圧巻だったのが、遠くまで飛ばせるブーメラン。
厚紙ブーメランの先っぽに重りをつけただけのものなんですが、これがまたものすごい。
「どこまで飛ぶかやってみましょう」と先生がブーメランを会場に向かって投げると、なんと広い会場の一番後ろの席まで飛んでいき、大きく弧を描いて見事先生の元まで戻っていきました!
これには会場内「おお~~~~!!」とものすごいどよめきでした。
ただこのブーメラン、作るのは簡単ですが上手に投げれるようになるまでは練習が必要とのこと。
最初からは絶対にうまく投げられません、とのことでした。
実際我が家でも次の日にうしゃおくんと一緒に作ってみたのですが、確かに最初は全然飛ばなかった(^^;)
でもコツをつかんだらだんだん戻ってくるようになってきて、そうするとどんどん面白くなっていきました。
ただの厚紙で子供と一緒に大盛り上がり!
実験、楽しい!(でんじろう風)
海賊実験
飛行実験がおわると、いったんでんじろう先生は退場します。
次は元気船長と手下のえびっぷによる海賊コント実験。
まずはワンピースのパクリから入ります(笑)
しばらく続くワンピースネタに、子供たちは大うけ。
ワンピースを知らないうしゃおくんはポカンとしてましたけどね(^^;)
そして海賊コントではゴムロケットの実験と、割れる風船の実験をします。
ゴムロケットはゴムをひっぱってロケットを飛ばすのですが、舞台上から会場の一番後ろまでゴムを伸ばしてロケットを飛ばします。
ものすごい速さで目では追えません!
しかもロケットが飛ぶたびにえびっぷが「えびっぷのお股に当たりました~」とか言うものだから、もう子供たちは大爆笑です。
次は割れる風船の実験。
船長とえびっぷが見つけた宝箱には何やら黄金に輝く液体が!
そして「おお!これは黄金の液体!」「おしっこですか?」とかのやり取りもまた子供たちにツボにはまりまくり。
うしゃおくん、笑いすぎて超咳き込んでました(笑)
さてその液体、塗ったものをなんでも爆発させてしまうらしい。
というのはもちろん嘘で、風船に塗ると風船が数秒後には割れてしまうものらしいです。
中身は教えてくれませんでしたが。
そしてえびっぷが持ってくる大量のロケット風船!
これを船長が液体を塗りながら次々に会場に投げ込みます。
そしてあちこちから聞こえる破裂音!
「ぱあんっ!!」「うわぁ!」「ぎゃーーー!!」
大騒ぎです(笑)
風船を取ろうと必死に手を伸ばしている子もいれば、うしゃおくんのように怖がって必死で逃げようとしている子もいましたが、とにかく会場は大盛り上がり。
ものすごい楽しかったです。
空気実験
・空気砲
海賊コントが終わると再び現れるでんじろう先生。
最後は空気実験です。
まずはおなじみ空気砲。
煙が充満した大きな空気砲を発射させると、煙がものすごいキレイな輪っかを描いて会場の後ろまでふわふわと飛んでいきます。
テレビでは何回も見たことあるけど、実際に目で見てみるとやっぱりものすごい感動します!
空気砲は家でダンボールで簡単に作れるらしいので、ぜひぜひやってみたいと思いました。
・ビッグ風船
最後は大きな風船での実験です。
ものすごい大きな風船をふくらませて、その中の空気の重さがどれくらいあるでしょう、と先生からの質問。
私とうしゃおくん、お互い数百グラムくらいとの予想だったんですけど、実は1kgほどあるということで、びっくり。
風船を持っても中の空気は外の空気に漂っているだけなので重さは感じないのですが、投げると1kgの衝撃を感じるらしい。
と、ここで最後のイベント。
会場みんなでビッグ風船で楽しもう!!
ということで、ものすごい量のビッグ風船が会場へと投げ込まれます。
いやー、もう、子供たち大騒ぎですよね。
なんとか触ろうとうしゃおくんも必死。
でもやっぱり席の真ん中あたりに集中しちゃうんで、ちょっと端っこの席だったうしゃおくん、そこまで触れなかったみたいです。
でも何回か私も触ったんですが、ほんと、重かったです。
一度後ろから頭に風船がぶつかったんですが、かなりの衝撃でした。
本当に1kgあるんだなー、って実感しましたね。
でんじろう先生の締めのお言葉
さて、楽しい時間はあっという間に終わり、先生のお言葉でショーは幕を閉じます。
「色々説明したけれど、今はきっとわからないと思います。でもそれでいいんです。楽しかったという記憶が残ればいいんです」
私、先生の「子供には楽しい体験をたくさんさせてあげよう」という姿勢が大好きで、いつも見習いたいと思っているんですけど、普段はなかなかそれができず。
改めて夏休みはたくさん楽しい体験をさせてあげたいな、と思いました。
何はともあれ「あー、楽しかった!!」と思わず口から出てしまったサイエンスショーでした。
たくさんのサイエンスグッズ
公演会場ではでんじろう先生のサイエンスグッズが売られています。
子供でも簡単に作れる工作キットで、楽しそうなものがたくさんありますよ。
しかもこれらのグッズ、なんと公演中のクイズタイムで景品としてもらえるんです!
公演中に何回かクイズタイムがあります。
クイズといってもマルかバツかで答えるだけのもので、全然難しくありません。
というか、もう答え教えてくれているようなものです。
そんなクイズタイム、元気よく手を挙げると誰か一人選ばれて、答えると景品がもらえるようになっています。
別に間違えても景品はもらえるので大丈夫。
とにかく元気に目立って手をあげることが一番!なのですが、こういうの苦手なうしゃおくんは手を挙げてるんだか挙げてないんだか、ものすごいおずおずと挙手してました(^^;)
というわけで、運のいい数人は景品としてもらえますが、それ以外の人は普通におみやげとして買いましょう(笑)
このグッズ、市販はしていないのでこの公演でしか買えません。
もしグッズが欲しいなら開場まえに行って、入ったらすぐに買うことをおすすめします。
公演後はものすごい人だかりで買うのにめちゃめちゃ苦労します。
しかも数量限定なので、人気のグッズは売り切れる可能性もあります。
グッズが欲しい場合は早目に会場へ行きましょう。
小さい子でも大丈夫!
実験内容はあまりにも小さい子だとよくわからないかもしれませんが、上の子を連れて行くついでに下の子も連れて行かないとならない、ということもありますよね。
泣いたりして迷惑じゃないかな、なんて心配になるかもしれませんけど、もう全然大丈夫です。
実験中はとにかく子供たち大騒ぎですから、赤ちゃん泣いてたって全然気になりません。
実際何人か泣いてましたけど、別に「あー、泣いてるなー」くらいで、そのうち子供たちの声にかき消されます(笑)
ただクイズタイムの挙手の時とか子供たちがすごい勢いで「はいっ!はーーーいっ!!!」と絶叫してるので、耳が痛くなるようなレベルの声が響きます。
小さい赤ちゃんはそういうのにびっくりしちゃうかなー、ってのはありますね。
でも泣いちゃって迷惑かな、というのはそこまで気にする必要はないですよ。
だいたい4~5歳くらいからなら楽しめる内容かな?とは思います。
女の子もたくさんいましたが、やっぱり特に小学生男子には大ウケの内容でした。
まとめ
とにかく大盛り上がりの米村でんじろうサイエンスショー。
実験が好きな子もそうでない子も、楽しめること間違いなしです。
でんじろう先生はトークも面白いので、大人でもついつい笑っちゃいますよ。
もしお近くの町でサイエンスショーがやることがあれば、ぜひぜひ一度足を運んでみてください。
ものすごくおすすめです!