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Benesseのチャレンジ〇年生のオプションコースに「考える力・プラス」というものがあります。
その名の通り、考える力を伸ばすためのワークです。
我が家ではこの考える力を受講しはじめて2年ほどがたちました。
今回はこの考える力・プラスについて、問題は難しいのか、子供の学力はアップするのかなどを、続けてみた感想とともにまとめていきたいと思います。
現在うしゃおくんは3年生なので、3年生向けのワークの紹介となります。
ご了承ください。
考える力・プラスとは
まず考える力・プラスとはどんなものなのかを説明します。
これはベネッセの進研ゼミ小学講座から出されている別売りの有料オプションとなります。
いわゆる「チャレンジ〇年生」とは別のオプションとして売り出されています。
オプションとはいえ、考える力・プラスだけでの受講も可能です。
受講費
受講費は1~2年生、3~4年生、5~6年生で変わります。
1~2年生の場合
毎月2530円(一括払いだと月あたり2403円)
3年生の場合
毎月2933円(一括払いだと月あたり2787円)
4年生の場合
毎月3859円(一括払いだと月あたり3667円)
5年生の場合
毎月4208円(一括払いだと月あたり3998円)
6年生の場合
毎月4493円(一括払いだと月あたり4268円)
このように学年によってかなり変わります。
1~2年生あたりまではまだお手頃価格ですが、高学年になるとかなり値段も跳ね上がりますね。
というのも、5~6年生では考える力・プラスは中学受験対策のための勉強になってくるので、その分受講費もあがってしまうんです。
そのため私立・国立コースと、公立中高一貫コースとでワークも分かれます。
受験する学校によって選べるようになっています。
ただ塾にいれることを考えたら、この値段は全然安いほうかもしれませんね。
我が家は別に受験は考えてないので、この先どうしようかな・・・といった感じです。
内容
普通のチャレンジのワークが教科書に沿った基本問題なら、こちらは応用問題や学校のテストでは出てこないような思考問題がメインです。
教科ごとにどんな特徴があるか見てみましょう。
国語
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国語は漢字の書き取りなど基本的な問題は出てきません。
自分で文章を書いて答える問題がほとんどです。
もちろん選択式の問題もありますが、メインは「あなただったらどう思う?」「あなただったらどう説明する?」といった問題です。
そのため、文章問題でいくら文の意味を理解したり読み取ったりしても、自分の気持ちを自分の言葉で説明できないと答えられません。
また日本語の語彙が不足していてもうまく文章にして説明できないので、そこでつまずいてしまうこともあります。
うしゃおくんはそのタイプで、自分の気持ちを文章でうまく表現することができず、いつも「どうやって書けばいいんだ~」と悩んでいます。
本は大好きで毎日のように読んでいるのですが、どうやら本好きと文章の上手い下手は関係ないようです(--;)
算数
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多少基礎的な問題も含まれていますが、こちらも応用問題がメインです。
特に多いのはやはり文章問題ですね。
式の計算ができるだけでは答えられません。
こういったケースではどういう式を作るか、そこからどうやって答えを出すかを考えさせる問題になっています。
もちろん学校でも文章問題は出てきますが、それよりも難易度は高めです。
じっくりと読まないと理解できないような問題もあるので、算数だけでなく国語の読解力も求められます。
他には学校では絶対出てこないようなパズルみたいな問題もあったりして、算数が好きで学校の問題では物足りない子なら楽しく取り組めると思います。
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理科
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理科は毎回ではありませんが、よく実験セットが送られてきて、それを使い自分で実験しながら考察するという問題がメインです。
うしゃおくんはこの実験セットが大好きで、考える力 プラスが送られてくると真っ先に取り組みます。
逆に実験セットがない時は理科はずっと後回し・・・。
それはともかく、理科は予想→実験→検証→考察といった順で論理的に考える力を養っていきます。
とはいえ、理科自体が学校で始まるのが3年生からなので、難易度は低めです。
問題も選択式が多いので、そこまで悩むことはないでしょう。
ただ、実験をふまえて説明させる問題が多いので、これも理解はしていても文章力がないとなかなか完全マルな回答はできません。
うしゃおくんの答えはだいたい「これだけじゃ読んだ人には意味が伝わらないよ~」という答えばっかです。
こればかりは慣れていくしかないのかもしれません。
社会
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見の周りで起こっている様々なことについて、どうしてそうなっているのかを学んでいきます。
例えば電気はどうやって作りだされているのか、なくなるとどうなるのかといったものや、空気のよごれとはどういうものか、どうして空気はよごれてしまうのかといったようなことを学んでいきます。
社会も学校では3年生から始まるものなので、そこまで難易度が高いものではありません。
理科と同じく選択式の問題がほとんどです。
ただ、「この資料からわかることは何か」といったように資料を読み取る力や、今まで学んだことの要点をまとめて説明する力、「あなたならどうしますか?」といった自分に置き換えて考える力などが求められます。
今までこういう問題を解いたことのない子は結構悩みます。
うしゃおくんはずっと続けているにも関わらず、毎回「わからない~~~」と悩みまくっていますが(^^;)
まとめ
このように、考える力 プラスはただ単に難しい応用問題というよりは、「自分はどう思うのか」「どうしてそうなるのか」「自分に置き換えた時にどうすればいいのか」などを考え、それを説明する力を養うワークだと言えます。
もちろん考える プラスをやったからといっていきなり思考力が身に着くわけではありません。
うしゃおくんなんか2年ほど続けていますが、いまだにさっぱりです(^^;)
ただこのワークをやるのと並行して、普段の生活でも子供に色々と考える機会を与えるのが大事なのではと個人的には思っています。
例えば幼稚園くらいの子が友達のおもちゃを奪った時に、ただ「ダメ!」と叱るのではなく、「そういうことをしたらお友達が嫌な気持ちになるよ。どうしたらいいと思う?」と考えさせる。
小学生くらいの子に買い物で「〇〇取ってきて」とただ頼むのではなく、「今日はカレーです。必要な食材はなんでしょう」と考えさせてから家のない食材だけを取りに行かせる。
などなど、親ができることはたくさんあると思います。
が、しかし!これがなかなか時間がかかるんですよね~~~。
私も普段は時間がなくてついついああしろこうしろと指示ばかりしてしまっています。
できるだけ「指示」ではなく「問いかけ」ができる育児をしていきたいものです。