ラグビーW杯で盛り上がる日本。
前回の五郎丸フィーバーの時もそこそこ盛り上がってましたが、今回ほどではなかったような気がします。
この珍しく盛り上がっている日本ラグビー。
その要因のひとつに、すでに終了したドラマ「ノーザイド・ゲーム」の影響があると思います。
私も大好きで毎回観ていたドラマですが、改めてそんな「ノーザイド・ゲーム」の面白さを実感しました。
ラグビー初心者でも楽しめるドラマ
「ノーサイドゲーム」はラグビーのドラマですが、ラグビーだけの物語ではありません。
主人公の君嶋が会社のラグビー部を廃部にしないように奔走しながら、社内の悪を粛正するという勧善懲悪な部分があります。
そのため、ラグビーがまったくわからなくてもストーリー自体を楽しんで観ていられます。
また一番のポイントは主人公の君嶋がラグビーが初心者であるという点です。
そのため君嶋はラグビーのルールも何もわからず、ドラマの中でラグビーをイチから学んでいくことになります。
すると視聴者も君嶋視点でラグビーのことを一緒にイチから学ぶことができるのです。
主役がもともとラグビーをわかていると視聴者は置き去りにされがちですが、ノーサイドゲームの場合は視聴者も主役と一緒にラグビーを勉強できるので、ラグビー初心者でも「わけがわからない」ということが置きづらく楽しんで観ることができるようになっています。
ラグビーの魅力を伝えてくれるドラマ
「ノーサイド・ゲーム」は弱小チームがリーグ優勝を目指して奮闘するという、言わばお約束なストーリーですが、お約束な分観ていて感動してしまうのです。
やっぱりいつも負けているチームが勝ち進んでいくとなんか応援したくなってしまいますよね。
ドラマとわかっていても、いつの間にか本当にアストロズを応援してしまう心理になってしまいます。
そんな中、アストロズのメンバーが色々な困難に立ち向かいながらもラグビーを続けていく姿に「ラグビーってこんなスポーツなんだ」「こうやって見ると楽しいな」と徐々に気づかさせてくれます。
かくいう私もラグビーはまったくわからない素人なのですが、「ノーサイドゲーム」を観ているうちにラグビーに興味を持ちだし、W杯を観ようという気になったものです。
初めてラグビーをテレビ観戦してみた
そんな「ノーサイド・ゲーム」を 楽しく最終回まで見終えたところで、タイムリーにラグビーW杯を観戦してみました。
「ノーサイド・ゲーム」で多少のルールや戦法を教わったおかげで、以前よりもずっと楽しくラグビーを観戦することができました。
またラグビーをやっていく中での努力や苦労をドラマの中で知ったので、いつにも増して感情移入して観てしまいました(笑)
昨夜のベスト8をかけた試合なんかは、最後にはもうテレビの前で「頑張れ頑張れ!」と声に出して応援していた私です。
まとめ
まだまだわからないルールだらけのラグビーですが、「ノーサイド・ゲーム」のおかげでその魅力が少しだけでも伝わった気がします。
どうしても日本ではマイナーなイメージのあるラグビーですが、頑張っている選手たちのためにもこれからもどんどん盛り上がっていってほしいと思います。
そして私はまた「ノーサイド・ゲーム」を1話から観なおして改めて感動したいと思います(笑)