群馬のヤマダ電機で行われる、第19回YAMADAこどもちゃれんじ杯に行ってきました。
この大会に出場するのは2回目の息子・うしゃおくん。
今回の会場の様子や出場してみた感想などをまとめていきたいと思います。
YAMADAこどもチャレンジ杯とは?
YAMDAこどもチャレンジ杯とは、ヤマダ電機が主催する子供向けの将棋大会です。
上州将棋祭りの一環として行われ、対象年齢は未就学児から中学生までと幅広。
小さい子からかなり大きな子まで参加しています。
将棋祭りにはたくさんのプロ棋士が訪れたりグッズも売っていたりと、将棋ファンなら楽しめること間違いなしです。
場所も高崎駅のすぐ目の前なので、新幹線で東京からぴゅーんとすぐに行けます。
しかし今回は東京だけでなく、たくさんの地域から子供たちが将棋大会に参加してきたらしく、遠いところでは岡山から来ていた子もいたようです。
会場の様子
会場はLAVIの4階、フロアの隅を貸し切って行われます。
棋力によってJ1、J2、J3に分かれており、申し込みの時にどのクラスに出場するかを選びます。
私たちはだいぶ早く着いたのでLAVIの前に一番に並んでいたのですが、おかげで受付もすぐにすませることができました。
到着して5分もすると受付は大行列。
左の行列が受け付け待ちの人たちです。
特にJ3は人が多いので、人でごった返していました。
早く到着するとそれだけ待ち時間も長くなりますが、親も子供を見学するためにいい場所を確保できるので、開店前にはLAVIに並んでいたほうがいいです。
会場の隣には自由対局ができるスペースが設けられており、好きに対局することができます。
もともとここはゲーセンなのですが、この日に限りゲームは使用禁止になっています。
ここには自動販売機やベンチもあるので、子供の対局中に休憩することもできます。
ベンチ以外にも臨時でイスがたくさん設けられていたので、早目に行けば座ることもできると思います。
そして小さなお子様連れにありがたいのが、会場の目の前に子供の遊び場があるところです。
有料なので長い時間遊ぶとなるとちょっと高くついてしまうのですが、上の子が将棋をしているのを待てないような場合は、この遊び場がとても助かります。
4歳のうしゃこちゃんも、お兄ちゃんが将棋をしている間、ずっとここで遊んでいました。
対局開始
30分ほどの長~い開会式が終わり、ようやく対局開始。
三浦九段の掛け声で対局が始まります。
J3、J2は5分もせずに終わる子たちもちらほら。
次々に終わっていきます。
しかしさすがのJ1はほとんど誰も席を立たず、熱戦が続いているようでした。
我が家のうしゃおくんはと言うと、遠くから見ていても明らかに劣勢。
終盤はずっと攻め込まれていました。
もう、指す手に勢いがない(笑)
で、やっぱり負けて2局目。
2局目も負けてあっさり終了しました。
しかしJ3でエントリーした去年と違い、今年はJ2に挑戦したうしゃおくん。
はじめから負けて当然の覚悟で挑んでいたので、そこまで落ち込むこともありませんでした。
そして一番の敗因は、J2とJ3での対局ルールの違い。
去年はJ3に出ていたのでまったく知らなかったのですが、J2は一手30秒の30秒将棋だったらしく、早指しが苦手なうしゃおくんはどうやら全然思うように指せなかったらしいのです。
対局時計自体はもう何回も使っているので慣れているのですが、30秒将棋は大会では初めてかも?
うしゃおくんは長考タイプなので、時間制限があるとわけがわからなくなってしまうようです。
しかしここで課題が見えたのは収穫でした。
これからは30秒将棋も練習しながら、来年リベンジです!
大会以外にもたくさん楽しめる将棋祭り
我が家は対局が終わったらすぐに帰りましたが、大会以外にも楽しめるところはたくさんあります。
大会があった3日は詰将棋クイズやじゃんけん大会、そして次の日の4日は指導対局やリレー対局、サイン会や撮影会など、イベントが目白押し。
しかも今年は豊島竜王VS羽生九段のスペシャル対局もあり、とても盛り上がったんじゃないかと思います。
ちなみにスペシャル対局は朝の9時から整理券が配布されていたようです。
お正月と夏の年に二回開催される上州将棋祭り。
観光がてら、訪れてみてはいかがでしょうか?
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