漫画好きmamaのつぶやき

長男(うしゃお)と長女(うしゃこ)の二人を育児中の主婦です。子育ての日常や豆知識、好きな漫画やアニメについて語っています。このサイトはアフィリエイトを利用しています。

【忘却バッテリー】藤堂葵の過去やイップスの原因とは?イップスは克服できた?

 

藤堂葵は、忘却バッテリーの主要キャラの1人。

ショートを守る剛腕バッターです。

藤堂葵は当初、清峰・要バッテリーに負けたせいで野球を辞めたような描かれ方をしていました。

確かに清峰・要バッテリーも野球を辞めたきっかけのひとつではありますが、藤堂葵が野球を辞めた本当の原因は中学時代に発症したイップスでした。

藤堂葵がイップスを発症した理由や原因が、ついに忘却バッテリーのアニメ6話で描かれました。

ここでは、藤堂葵の過去やイップスの原因、イップスを克服できるのかどうかなどをまとめます。

アニメにはなっていない内容も含まれるので、ネタバレNGの方は気をつけてください。

 

 

藤堂葵のプロフィール

 

忘却バッテリーの藤堂葵は、8月31日生まれのO型です。身長は高く、181cmもあります。

右投げ右打ちの遊撃手で、大泉シニアの出身です。

都立小手指高校に入学し、原作では2年生になっています。

姉と妹がいて、家では料理を担当しているようです。

 

藤堂葵の過去やイップスを発症した原因

 

藤堂葵は大泉シニアで、トップバッターとして活躍していました。

チームのメンバーはみんな仲が良く、藤堂葵は先輩たちにも可愛がられていました。

 

あるとき、大泉シニアは名門宝谷シニアと試合をすることになります。

そこで藤堂葵は、清峰・要バッテリーに完璧に抑え込まれました。

藤堂葵は自分の負けを完全に悟りつつも、チームの勝利は諦めていませんでした。

しかし、大事な場面で、藤堂葵は一塁に暴投してしまいます。

このエラーで流れは完全に宝谷シニアに傾き、藤堂葵たちは負けました。

 

藤堂葵は試合後先輩たちに謝りますが、先輩たちが笑って許してくれたことで逆に罪悪感を抱くようになります。

また、チーム内で自分にだけ強豪の帝徳からスカウトがきたことで、藤堂葵の罪悪感はさらに大きくなりました。

この頃から藤堂葵はイップスを発症し、一塁送球がうまくできなくなってしまいました。

 

野球を辞めて荒れる藤堂葵

 

イップスを発症した藤堂葵は、野球を辞めます。

グラブを捨て、野球が目に入らないようにテレビなども壊してしまいます。

藤堂葵は髪の毛を伸ばして金髪に染め、喧嘩に明け暮れる毎日を過ごしました。

しかし、何をしても野球を忘れることはありません。

藤堂葵は野球にきっぱり決別するためにも、野球部がない都立小手指高校に入ったのです。

 

東堂葵がイップスを克服できた理由

 

結局は野球への愛情を捨てきれず、藤堂葵は小手指高校で新設されたばかりの野球部へ入ります。

そして、仲間たちが打倒帝徳を目指していると知り、自分がイップスであることを告白しました。

 

仲間たちは、藤堂葵のイップスを克服しようと彼の練習に付き合います。

しかし、何度練習しても、藤堂葵の球が一塁にまともに届くことはありませんでした。

そこで、記憶喪失で素人同然になってしまった要圭が、ワンバンなら投げられるのではないかと提案します。

藤堂葵は1%の可能性に賭け、ワンバン送球にチャレンジしました。

 

最初はなかなかうまくいかなかったワンバン送球でしたが、徐々に精度が高まっていきます。

そのとき一塁で捕球をしていたのは、山田太郎でした。

山田太郎の人柄が藤堂葵に安心感を与え、藤堂葵はプレッシャーを感じずに練習を続けることができたのです。

要圭が発案したワンバン送球は功を奏し、藤堂葵は試合でもワンバンであれば一塁に送球できるようになりました。

 

イップスの完全なる克服

 

ワンバン送球を身につけた藤堂葵ですが、それでもまだノーバン送球はできませんでした。

しかし、夏の大会で、藤堂葵はイップスを完全に克服します。

そのときの相手は、因縁の帝徳高校でした。

 

これまではワンバン送球でもアウトをとってきた藤堂葵でしたが、帝徳相手にはワンバン送球では勝つことができません。

国都英一郎が逆転ホームランを打った次の打席には、帝徳で一番足が早い小里が入ります。

小里を打ち取るためには、ノーバン送球が必須となります。

小里が打った鋭い打球を、ショートの藤堂葵が見事にキャッチしました。

そして、一塁に送球しようとして、藤堂葵の頭にさまざまな思いがよぎります。

藤堂葵はワンバンでは間に合わないとわかっていながら、また暴投したらという恐怖に打ち勝てずにいたのです。

その藤堂葵の葛藤を打ち消したのが、山田太郎による「藤堂くん!」という掛け声でした。

藤堂葵はその声を聞いた瞬間に余計な思考が消え去り、一塁送球を成功させたのでした。

藤堂葵がイップスを完全に克服することができたのは、極限の精神状態で余計な思考が削ぎ落とされたせいです。

しかし、イップス克服の鍵として、山田太郎への絶大な信頼感があったことも確かでしょう。

 

藤堂葵のイップスまとめ

 

忘却バッテリーの藤堂葵は、試合の大事な場面でのエラーからイップスを発症します。

しかし、山田太郎や他の仲間たちの協力のもと、「ワンバン送球」という工夫でイップスを克服します。

さらに夏の大会での帝徳戦で、自らの力でイップスを完全克服しました。

東堂葵は見た目はヤンキーですが、性格は真面目で、これまで辛い過去に苦しんできました。

イップスを完全克服したことで、今後のさらなる活躍が期待できそうです!