漫画好きmamaのつぶやき

長男(うしゃお)と長女(うしゃこ)の二人を育児中の主婦です。子育ての日常や豆知識、好きな漫画やアニメについて語っています。このサイトはアフィリエイトを利用しています。

【はたらく細胞】細胞擬人化漫画がまさかの実写化!映画のキャストや漫画のキャラ・あらすじを紹介

はたらく細胞は、月刊少年シリウスで2015年から連載が始まった漫画です。

漫画は全6巻で、それほど長く続いた漫画ではありません。

ものすごい話題になったというわけでもありませんが、「勉強になる漫画」として必ず名前が上がる作品です。

はたらく細胞は体の中の細胞たちを擬人化した漫画で、私たちの体の中ではどういったことが起きているかを楽しく学ぶことができます。

生物学で苦労している人なんかには特におすすめ!

ポカリスエットや薬局なんかとたびたびコラボして、細く長く読まれ続けているはたらく細胞

アニメにもなったはたらく細胞ですが、このたびなんと実写化で映画になることが決定しました!

 

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びっくり!!(実写化ってとこに・・・)

細胞を擬人化した漫画を実写化って、なんだかもう色々とややこしい(^^;)

ここでは、はたらく細胞の映画のキャストや漫画に出てくるキャラ、漫画のあらすじなどを紹介します。

 

はたらく細胞の実写映画のキャスト

 

2024年6月時点では、まだはたらく細胞実写映画のキャストはW主人公の2人しか発表されていません。

まず、主人公の1人である赤血球を演じるのは、永野芽郁さん。

そして、もう1人の主人公である白血球(好中球)を演じるのが佐藤健さんです。

 

永野芽郁さんはすでに素敵なお姉さんになっているので、最初赤血球のイメージに合わない気がしたのですが、何回か見ているうちに慣れました(笑)

白血球さんは細菌やウイルスたちと激しく戦う役なので、るろ剣などでバリバリのアクションを見せてくれた佐藤健さんにぴったりですね。

予告編でも華麗なアクションを披露しており、観るのが楽しみになりました♪

 

はたらく細胞の実写映画の公開日

 

はたらく細胞の実写化映画は、2024年12月に公開予定です。

まだ詳しい日取りは発表されていませんが、そのうちにはっきりとした日程が出てくると思われます。

子どもにも人気のあるはたらく細胞ですから、冬休みにあわせて公開される可能性が高いでしょう。

 

はたらく細胞の漫画のキャラ

 

続いて、はたらく細胞の漫画に出てくるキャラを紹介します。

実写映画を観る前に予習しておくと、内容を理解しやすいと思います(^^)

 

赤血球(AE3803)

 

主人公の1人は、無数にいる赤血球のうちの一人、3803ちゃんです。

作中では普通に「赤血球」とか「赤血球のお姉ちゃん」とか呼ばれています。

ぴょんと飛び出たアホ毛が特徴で、方向音痴。

赤血球は全身を巡らなければならないのに、いつも迷ってます。

そして、何かとトラブルに巻き込まれがち。

 

白血球(1146)

 

もう1人の主人公の白血球も、無数の白血球のうちの1人で、帽子には1146と数字が書かれています。

赤血球からは「白血球さん」と呼ばれていますが、同僚からは「1146番」と番号で呼ばれています。

白血球はクールですが、心優しいいい細胞。

でも細菌やウィルスを目の前にすると、人が変わったように殺気を放ち、血みどろになりながら戦います。

 

キラーT細胞(細胞傷害性T細胞)

 

ウィルスに感染した細胞やがん細胞を殺す、強い細胞。

キラーT細胞は「KILL」と書かれた帽子をかぶっており、とにかく荒くれ者の集まりです。

メインで登場するキラーT細胞は、ツンツンと跳ねた金髪のマッチョなガラの悪いお兄さん。

とにかく口が悪いが、根はいいヤツ。

細胞を殺すため、一般細胞たちから恐れられている。

 

マクロファージ

 

マクロファージは白血球の一種で、細菌などを捕まえて殺します。

死んだ細胞などを片付けるお掃除やさんでもあるため、はたらく細胞の漫画の中ではメイドのキャップのようなものをかぶっています。

はたらく細胞のマクロファージはすべて女性で、ふわふわのドレスのようなものを着た上品な口調の細胞。

でもめちゃめちゃ強く、上品に笑いながらナタで細菌たちを抹殺していきます。

 

単球

 

全白血球の約7%を占める免疫細胞。

ガスマスクをつけて全身を防護服で包んだ細胞。

とても強い。

血管の外になるとマクロファージになるため、衣装チェンジをする。

 

ヘルパーT細胞

 

ヘルパーT細胞は、細胞たちの司令官。

外敵が侵入すると、各地に的確な指示を出します。

ヘルパーT細胞は眼鏡をかけた知的な細胞ですが、普段はあまりやる気がなくお茶ばっか飲んでいます。

もともとはキラーT細胞と同じ前駆細胞だったため、キラーT細胞とは同期という設定。

今はクールぶってるが、昔は実は熱血だった。

 

制御性T細胞

 

T細胞の暴走を抑え、免疫異常が起こらないように調整している。

はたらく細胞では、ヘルパーT細胞の秘書的存在として登場しています。

クールで知的な美人のお姉さんで、ヘルパーT細胞とキラーT細胞の同期。

 

記憶細胞

 

記憶細胞は抗原の免疫を記憶しているリンパ球。

一度かかった病気に免疫ができるのは、この記憶細胞さんのおかげですね。

ネクタイを締めたインテリっぽい格好をしているが、ちょっとアホっぽい。

作中では過去の抗原の記憶を忘れ、周りにものすごい迷惑をかけたことも。

 

B細胞(抗体産生細胞)

 

細菌やウィルスなどの抗原に効く抗体を作って戦うリンパ球。

手に持った大砲のようなもので、抗体を撃ちまくる。

少年のような見た目で、中身も子ども。

 

マスト細胞(肥満細胞)

 

過剰に作られたIgEに反応してヒスタミンやロイコトリエなどの化学物質を放出する。

見た目は綺麗な大人のお姉さんだが、ヒステリーを起こしやすい。

肥満細胞と呼ばれるのを嫌う。

 

血小板

 

血液に含まれる細胞成分の一種で、傷口などを塞ぐ役目をしています。

他の細胞より小さいため、はたらく細胞では幼稚園児の姿で登場。

赤血球からは「血小板ちゃん」と呼ばれています。

作中で名前のある血小板は、みんなのリーダーである「リーダーちゃん」と、帽子を後ろ前逆にかぶっている「うしろまえちゃん」です。

 

樹状細胞

 

体内に入ってきたウィルスや細菌などの断片を抗原として提示し、免疫系の細胞に伝える役目を担っています。

はたらく細胞の樹状細胞は軍服のような服を着た、いつもニコニコしている優しげな青年。

でも、みんなの黒歴史写真をばらまくという非情な手段で、免疫細胞たちを活性化させています。

 

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)

 

全身をパトロールして、がん細胞やウィルス感染細胞などを見つけて駆除します。

黒髪ショートカットの、筋肉質で口の悪いお姉さん。

キラーT細胞とは仲が悪く、会うたびに喧嘩している。

 

好酸球

 

白血球の一種で、全白血球の数%程度しかいない。

アレルギーや寄生虫感染があったときに増殖します。

はたらく細胞好酸球はピンクの作業着を着たツインテールの女の子で、細菌にも勝てないことからみんなに馬鹿にされていました。

しかし、寄生虫相手にはものすごく強く、他の細胞たちから見直されることになります。

 

 

好塩基球

 

目以外を顔で覆った、たまに出てくる謎の細胞。

白血球の一種で、その数は全白血球の1%未満。

免疫に関わる機能やアレルギーの原因となるといわれることもあるそうですが、まだ詳しいことは判明していないようです。

 

はたらく細胞の漫画のあらすじ

 

1巻のあらすじ

 

はたらく細胞の1巻の内容は以下の通りです。

 

1話 肺炎球菌

2話 スギ花粉アレルギー

3話 インフルエンザ

4話 すり傷

 

1話は主人公2人の出会いと、肺炎球菌との戦いが描かれています。

2話はスギ花粉の到来で、花粉症の人の体の中では何が起こっているかを知ることができます。

ここで、赤血球と白血球以外のキャラが一気に増えます。

3話はインフルエンザ。

ナイーブT細胞(未熟なT細胞)が活性化するまでのお話。

4話の擦り傷では、血小板ちゃんたちが活躍します。

 

2巻のあらすじ

 

はたらく細胞の2巻の内容は以下の通り。

 

5話 食中毒

6話 熱中症

7話 赤芽球と骨髄球

8話 がん細胞(前編)

9話 がん細胞(後編)

 

5話の食中毒では、たまにニュースでも見るアニサキスが登場。

好酸球が活躍します。

6話は熱中症で、体の中が温暖化(笑)

細胞たちが弱ってしまったところにセレウス菌まで侵入して、白血球さん大ピンチの回です。

7話は、赤血球と白血球の小さい頃のお話。

8話と9話では、がん細胞との壮絶な戦いが描かれています。

 

3巻のあらすじ

 

はたらく細胞の3巻の内容は以下の通り。

 

10話 血液循環

11話 風邪症候群

12話 胸腺細胞

13話 獲得免疫

14話 ニキビ

 

10話の血液循環は、赤血球がどうやって体中を巡っているかのお話。

方向音痴の赤血球が頑張ってお仕事しています。

11話の風邪症候群では、初めて一般細胞にスポットライトが当たります。

12話の胸腺細胞は、キラーT細胞とヘルパーT細胞の若い頃(未熟な頃)のお話。

13話の獲得免疫では、ムンプスウイルス(おたふく風邪)の獲得免疫について描かれています。

せっかく予防接種でおたふくの免疫を獲得したのに、記憶細胞がそれを忘れていて大騒動に。

14話はニキビ。

人間にとってはものすごく小さな症状ですが、体の中では大変なことが起きています。

アクネ菌、巨大なイモムシみたいでした(笑)

 

4巻のあらすじ

 

はたらく細胞の4巻の内容は以下の通り。

 

15話 黄色ブドウ球菌

16話 デング熱

17話 出血性ショック(前編)

18話 出血性ショック(後編)

19話 パイエル板

 

15話の黄色ブドウ球菌では、マクロファージさんが活躍します。

16話では、蚊に刺されたことによりデング熱に感染。

デング熱」という響きから、感染細胞は天狗のお面を被っています(^^;)

17話と18話は、出血性ショックのお話。

大量の赤血球が外へ投げ出され、体の中は血液も酸素も足りない状態に。

初めて赤血球の後輩が登場し、赤血球は先輩として必死に頑張ります。

19話のパイエル板は、ちょっと聞き覚えのない名前ですよね。

パイエル板は小腸に存在している、免疫細胞たちが集まる場所。

白血球たちは侵入してきたカンピロバクターをパイエル板におびき出し、みんなで一網打尽にしました。

 

5巻のあらすじ

 

はたらく細胞の5巻の内容は以下の通り。

 

20話 ピロリ菌

21話 抗原異変

22話 サイトカイン

23話 悪玉菌

24話 がん細胞Ⅱ(前編)

25話 がん細胞Ⅱ(後編)

 

20話では、一般細胞と乳酸菌たちの絆が描かれています。

そして、乳酸菌たち善玉菌がピロリ菌を退治してくれます。

善玉菌、大事ですね。。。

基本的にはたらく細胞は1話完結なんですが、5巻は話がすべて続いています。

21話は、一般細胞と白血球が、迷子になった乳酸菌を探しながらインフルエンザウイルスと遭遇。

このインフルエンザウイルスは以前とは変異しているため、これまでの抗体が効きません。

22話は、インフルエンザウイルスとの戦いの続きから。

乳酸菌と出会った樹状細胞が乳酸菌の多糖体のおかげで活性化、サイトカインを起こします。

23話では悪玉菌と2巻に出てきたがん細胞が再び登場。

24、25話に続きます。

24、25話ではがん細胞との死闘が繰り広げられ、最後には一般細胞と乳酸菌たちのお別れのときがやってきます。

 

6巻のあらすじ

 

はたらく細胞6巻の内容は以下の通り。

 

26話 たんこぶ

27話 左方移動

28話 iPS細胞

特別編 乾癬

29話 新型コロナウイルス

 

26話のたんこぶでは、血小板ちゃんたちが大活躍。

27話の左方移動は、白血球と好酸球の子どもの頃のお話。

28話では、ニュースでもよく耳にするiPS細胞について描かれました。

細胞たちの主である人間が患っていた目の疾患が悪化し、失明寸前になりますが、iPS細胞の移植によって失明を免れます。

特別編では、皮膚疾患である乾癬が起こる仕組みなどが描かれています。

最終回の29話は、まだまだ未知の病気である新型コロナウイルス

この漫画が描かれたときはコロナ渦真っ只中だったため、その当時に判明していた情報だけを頼りに描かれています。

 

はたらく細胞の実写化映画・漫画のあらすじまとめ

 

はたらく細胞の実写化映画の予告編を見ると、どうやら1巻1話の内容が含まれていることがわかります。

しかし、それ以外はどういった内容になるのかわかりません。

原作漫画で一番盛り上がるのががん細胞との戦いなので、がん細胞との戦いで締めるかな、とも思いますが、どうでしょうね。

何はともあれ、12月の公開が楽しみです!