漫画好きmamaのつぶやき

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【忘却バッテリー】新たな忘却の始まり?複雑に絡み合う「忘却」の意味を解説

 

この記事には、2024年7月11日の最新話である第158話のネタバレが含まれています。

ご注意ください。

 

忘却バッテリーは、主人公の1人が記憶喪失という、これまでになかった新しい野球漫画です。

連載開始当初は、要圭が記憶喪失だからこそ「忘却」バッテリーなのかと思われていました。

しかし、話が進むに連れ、この「忘却」には、いろいろな意味が含まれていたことがわかってきます。

ここでは、忘却バッテリーのタイトルに含まれている「忘却」の意味について解説します。

 

忘却の意味①

 

忘却バッテリーひとつ目の忘却は、冒頭に書いた通り要圭の記憶喪失です。

物語開始早々要圭は記憶喪失となり、野球のこともこれまでのこともすべて忘れてしまいました。

記憶を失った要圭は野球に興味がなくなりますが、清峰葉流火たちに引きずられるようにして、再び野球の道に。

そして、徐々にまた野球を「楽しい」と感じ始めるのでした。

 

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忘却の意味②

 

忘却バッテリーふたつ目の忘却は、要圭が記憶を取り戻したときに判明します。

要圭に関しては頭を怪我して入院している描写があったため、事故か何かで記憶喪失になったかと思われていました。

ところが、実は要圭は突発的に記憶喪失になったわけでなく、人格が交代していたことが判明します。

要圭は清峰葉流火の隣に立つにふさわしい選手となるため、努力を必死に積み重ね、その過程で「智将」と呼ばれる人格が出来上がっていきました。

しかし、どれだけ努力しても清峰葉流火と同等にはなれず、全国屈指の強豪である大阪陽盟館からきたスカウトも清峰葉流火のバーターだったことを知ってしまいます。

そこで要圭の精神は崩壊し、智将の人格は心の奥深くで眠りにつくことになったのでした。

忘却バッテリーの忘却は、単なる記憶喪失という意味ではなく、要圭の過去のトラウマに関係していたことが明らかになりました。

 

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忘却の意味③

 

忘却バッテリー3つ目の忘却は、清峰葉流火に関するものです。

清峰・要バッテリーはあまりにも強すぎたため、負けた選手からひどく憎まれることもありました。

しかし、要圭は清峰葉流火に対し、自分が負かした相手のことはすべて忘れるように言います。

それは、清峰葉流火の負担を少しでも軽くするためでした。

要圭のことを信じ切っていた(または依存しきっていた)清峰葉流火は彼の言葉に従い、それから自分が負かした相手のことは忘れてしまうようになりました。

作中で清峰葉流火が藤堂葵や千早瞬平のことを覚えていなかったのも、このためだったのです。

清峰葉流火にも「忘却」が加わったことで、タイトル通りの「忘却バッテリー」が完成したかと思われました。

 

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忘却の意味④

 

これですべての忘却が説明されたかと思いきや、清峰葉流火が忘れていたのは相手選手のことだけではありませんでした。

実は、要圭と同様、清峰葉流火も自分自身の辛い記憶に蓋をして目をそむけていたのです。

忘却バッテリーには要圭と清峰葉流火の過去のシーンがいくつか出てきますが、そのときの清峰葉流火は気の弱い大人しそうな子どもとして描かれています。

しかし、現在の清峰葉流火はピッチャーらしい俺様な性格で、なぜこんなにも性格が変わったのかと疑問を持たずにいられません。

そして、ある試合の最中、清峰葉流火自身も同じ疑問を抱きます。

自分はいつから今の自分になったのかと。

そして、ついに思い出してしまいます。

今の自分は嫌なことをすべて忘れ、要圭によって作られた無敵の人格であると。

さらに、清峰葉流火は、ここで一番思い出したくない辛い過去を思い出してしまいました。

清峰葉流火は中学時代に大阪陽盟館からスカウトされますが、そこで不用意に要圭と同じ高校へ行きたいと言ってしまいます。

すると、大阪陽盟館の監督は、要圭も一緒に引き取ることを約束しました。

この事実を知った要圭は絶望し、清峰葉流火は大きな罪悪感に苛まれます。

そして、この記憶を心の底に封じ込み、投げることにしか興味を抱かないピッチャーとなったのでした。

要圭がバーターとして扱われた一件は、要圭のみならず、清峰葉流火の忘却にも関係していたのです。

 

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忘却の意味⑤

 

要圭と清峰葉流火の過去が明らかになり、バッテリー2人の忘却が完全に出揃ったかのように見えました。

しかし、第157話で、新たな忘却が発生します。

高校2年になった清峰・要バッテリーは、因縁の相手である帝徳高校と試合をしていました。

このとき、要圭の中には主人格と智将の人格が混在している状態でした。

ところが、試合が進むにつれ主人格の要圭が智将以上に成長していき、自分の心の中の智将の声が聞こえなくなります。

そして、ついに智将の存在は消え、要圭は智将という別人格があったことを忘れてしまいました。

すべての忘却が出揃ったと思われたその後で、さらに新たな忘却が発生したのです。

 

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忘却の意味⑥

 

第157話で存在が消えたと思われたはずの智将でしたが、第158話でまさかの復活。

そして今度はアホ圭の存在が消えてしまいました。

智将は主人格が自分を超えたことで自分の存在意義はなくなったと考えており、このまま消えるだろうと思っていました。

ところが、なぜかアホ圭の人格が消えてしまい、智将だけが残ります。

この展開には、「実は智将が主人格だったのではないか?」という考察が持ち上がりました。

今後のストーリーで、本当の忘却の意味がわかってくるのでしょうか?

 

まとめ

 

忘却バッテリーはさまざまな「忘却」が絡み合った、実に奥の深い漫画です。

第157話で要圭は智将の存在を忘れてしまいましたが、なんと最新話の第158話では智将が復活!

さらに主人格だと思われている要圭の存在が消えてしまいました。

一体この後どうなるのか、ドキドキする展開にこれからも目が離せません。