『推しの子』のアニメ2期は2.5次元舞台編から始まりましたが、おそらくその次のプライベート編まで突入すると思われます。
プライベート編では、ルビーが闇落ちするというエピソードが展開します。
今回は、ルビーがなぜ闇落ちしてしまったのか、その理由について詳しく解説します。
また、ルビーが闇落ちから復活したのかどうかも説明します。
ルビーが闇落ちしたのは何巻何話?
ルビーが闇落ちしたのは、推しの子8巻の第79話です。
ルビーはこれまで片目にだけ白い星がありましたが、闇落ちしたことで両目に黒い星が表れました。
では、天真爛漫だったルビーがなぜ闇落ちしてしまったのか、その過程を説明します。
B小町のPV撮影
2.5次元舞台編が終わりプライベート編に入ると、ルビーたちはB小町のPV撮影に行くことになります。
撮影地として選ばれたのは、ルビーとアクアの出生地でもある宮崎県の高千穂でした。
アクアと黒川あかねもこの旅に同行することになり、一同は宮崎県へと旅立ちます。
ゴローの遺体を発見
ルビーは撮影現場から宿へと戻ろうとしたとき、宿の部屋の鍵をカラスに奪われてしまいました。
一緒にあかねとともにカラスを追いかけたルビーがたどりついたのは、森の中にあるひとつの祠。
その裏には洞窟があり、そこでようやくカラスに追いつきます。
しかし、そのカラスの近くには、白衣を身につけた白骨遺体があったのです。
ルビーは白衣と眼鏡、「雨宮」と書かれた名札を見て、その遺体がゴローのものだと感づきます。
それでもゴローが死んだと信じようとしないルビーでしたが、名札プレートの中には、前世の自分がゴローにあげたアイのキーホルダーが。
それを見て、ルビーはこの遺体がゴローのものだと確信したのでした。
謎の少女との出会い
ゴローの遺体からアイのキーホルダーをこっそり抜き取ってきたルビーは、それを手にしながら力なく高千穂の地をさまよっていました。
そんな彼女に話しかけてきたのは、1人の謎の少女。
少女はルビーに、ゴローが失踪した日に病院の周りを2人の不審者がいたことを教えます。
そして、そのうちの1人が、アイを殺したストーカーだったことも告げます。
アイは少女の言葉から、アイ殺害の犯人とゴロー殺害の犯人が同一人物であることを知りました。
そして、まだ生きているもう1人の犯人に復讐を誓い、その瞬間に闇落ちしたのでした。
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ルビーが闇落ちから戻るのは何巻何話?
ルビーが闇落ちから戻るのは、推しの子13巻の123話です。
闇落ちしてからしばらくはその状態が続いたルビーでしたが、123話で目の星に光が戻り、再び明るいルビーへと戻りました。
では、ルビーはどうやって闇落ちから復活したのか、その過程をまとめます。
犯人探しを始めるルビー
ルビーはアイとゴローを殺した犯人がまだ生きていることを知り、アクアが犯人を探すためにいまだに芸能界に留まっているのだと悟ります。
そして、自分も犯人を探すため芸能界でのし上がろうと決意したルビーは、どんどん計算高い行動を取るようになっていきました。
そのおかげでルビーは売れっ子になっていきますが、同時にルビー本来の良さが失われていきます。
どん底へと落ちるルビー
その後、アクアがアイの秘密を暴露したことでアクアと仲違いしたルビー。
さらに前世の母親が新たな子どもたちと幸せそうに暮らしている姿を見て、ルビーの精神は限界を迎えます。
ルビーは「自分は不幸しか運ばない」と泣き叫び、自分の運命を呪うのでした。
ゴローとの再会
アクアはこれまで、ずっとルビーにさりなの面影を重ねてきました。
しかし、確証がないことから、ルビーに自分の前世のことは話していませんでした。
ところが、ルビーがゴローや母親を想って泣く姿を見て、ルビーがさりなであると確信しました。
さらに、ルビーがゴローの遺体からこっそりと抜き取った、アイのキーホルダーを持っていたことも、ルビーがさりなであると裏付ける証拠となりました。
アクアはルビーが復讐のためだけに生きることをやめさせたいと思い、自分がゴローであることを打ち明けます。
さらに、アイの秘密を世間に暴露したのは、アイの復讐を果たすためだと伝えます。
アクアへの誤解がとけ、さらに「病室にいた頃の君はアイよりも眩しかった」と言われたルビーは、ついに本来の輝きを取り戻し、闇落ちから復活したのでした。
ルビーが闇落ちから復活したその後
アクアがゴローとわかって闇落ちから戻ったルビーですが、初恋の人がそばにいるとわかったことで、恋愛まっしぐらになりました。
ルビーは四六時中アクアにくっつくようになり、周囲をドン引きさせます。
共演した「15年の嘘」では、アクアとのキスシーンに盛り上がり、その練習だといって演技ではなく本当にキスをすることもありました。
アクアはルビーがさりなだとわかっても「妹」として線引きしているようですが、ルビーは2人きりのときはアクアを「せんせ」と呼ぶなど、完全に「ゴロー」として認識しているようです。
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謎の少女の正体とは?
ルビーの闇落ちの一因となった謎の少女は、その後「ツクヨミ」という名前だとわかります。
ツクヨミはカラスの姿のときに罠にかかり、さりなとゴローに助けてもらったという過去がありました。
それからずっと、さりなとゴローのことを見守ってきたようです。
謎の少女の立ち位置は当初よくわかりませんでしたが、現在ではどちらかといえばさりなとゴロー(ルビーとアクア)の味方であると考えて良さそうです。
ただ、完全に正体がわかったわけではなく、ツクヨミはまだまだ謎の多い存在です。
ツクヨミという名前からして神様に関連しているとは思うのですが、自身が神様なのか、それとも神様の眷属なのか、どういった存在なのかはいまいちわかりません。
謎の少女として登場したときに「神様は優しい」というような発言をしていたことから、ツクヨミ自身が神様ではないようですが・・・。
また、謎の少女であるツクヨミが、さりなとゴローの転生にどう関わっているかも今のところは不明です。
ルビーの闇落ちまとめ
ルビーは8巻の第79話に闇落ちし、13巻の123話で闇落ちから復活しました。
ルビーが闇落ちしていた間は推しの子の内容も暗い傾向にありましたが、ルビーが元に戻ったことで雰囲気がパッと明るくなりました。
やっぱりルビーは復讐など考えず、おバカなくらいがいいですよね。
アニメ2期がどこまでやるかはまだわかりませんが、ルビーの闇落ちがアニメではどう描かれるのか今から楽しみです(^^)