zzz...#フリーレン #frieren pic.twitter.com/cIVUUswhhI
— 『葬送のフリーレン』アニメ公式 (@Anime_Frieren) 2024年7月12日
『葬送のフリーレン』のフリーレンは、人間よりもはるかに長い寿命を持ったエルフです。
見た目は若いけれどずっと昔から生きているため、たまに「ババア」なんて言われてしまうことも・・・。
フリーレンは「ババア」と言われても激しく怒ることはありませんが、言われるのは嫌なようです。
では、葬送のフリーレンの漫画の何話で「ババア」という言葉が出てきたのでしょうか?
そのときの内容とともに紹介します。
フリーレンが「ババア」と言われたのは何話?
2巻第11話
初めてフリーレンがババアと言われたのは、11話の「村の英雄」です。
フェルンと魂の眠る地(オレオール)を目指すことになったフリーレンは、アイゼンの弟子をパーティーの前衛にスカウトしようとします。
そのとき、アイゼンの弟子であるシュタルクは、リーゲル峡谷の近くの村に滞在していました。
その村の近くには紅鏡竜が棲んでおり、村の人たちは竜の脅威に怯えていました。
しかし、3年前にシュタルクが村にやって来てからは、竜は村を襲わなくなります。
村人たちはシュタルクを英雄と讃えてありがたがりますが、実はシュタルクは竜が怖くて仕方がりません。
どうしようかと困っていたときにフリーレンたちがやって来て、シュタルクは竜と向き合う覚悟を決めます。
シュタルクは「30秒だけ竜の動きを止めろ」というフリーレンの言葉に従い、1人で竜に立ち向かいます。
そして、竜の動きを止めたところでフリーレンたちに「撃ちまくれ!」と言いますが、フリーレンは魔法を撃とうとしたフェルンを制止し、自分も動こうとはしませんでした。
それを見たシュタルクは約束と違うと怒り、フリーレンのことを「クソババァ!」となじったのでした。
しかし、フリーレンが動かなかったのは約束を破ったわけではなく、竜がシュタルクの一撃で死んでいたからです。
ようやく竜が死んでいることに気づいて呆然とするシュタルクに、フリーレンは真顔で「クソババァか・・・」と呟きました。
それを聞いていたフェルンは、「後が怖いな」と冷静に考えます。
4巻第37話
第37話の「一級試験」は、フリーレンが「熟練の老魔法使い」と呼ばれた回です。
一級魔法使い試験を受けるためにようやくオイサーストの近くまでやって来たフリーレン一行は、馬車に揺られながら試験について話し合っていました。
そこでフェルンが、フリーレンならどんな試験でも余裕だろうと言い、「制限してる状態でも熟練の老魔法使いくらいの魔力が出ている」と続けたのでした。
このセリフにフリーレンは「老魔法使いって言うな」と文句を言い、頬を膨らませてすねてしまいます。
シュタルクは「老魔法使いはさすがにひどい」とフェルンを注意しますが、そんなシュタルクにフリーレンは「シュタルクがクソババァって言ったことも忘れてない」と以前の話を蒸し返すのでした。
この回では一級魔法使いのファルシュもフリーレンのことを「熟練の老魔法使い」呼ばわりしていますが、これは心の中の声だったのでフリーレンには聞こえませんでした。
7巻第66話
第66話の「好きな場所」では、シュタルクがフリーレンを「お婆ちゃん」と呼んで怒られます。
温泉街にやってきたフリーレンは、毎日温泉三昧の贅沢な時間を過ごしていました。
やることがなくて暇なフェルンはシュタルクに「暇だから構ってください」「気が利きませんね」と相変わらずの辛辣な態度で絡んでいました。
たまには仕返しをしてやろうと考えたシュタルクは、フェルンにデートを申し込みます。
するとフェルンは読んでいた本を落とし、それに気づかぬまま静かにデートを了承して部屋を出ていきました。
このフェルンの態度に困惑したシュタルクは、フリーレンにデートのことを相談します。
そして、「俺からデートに誘われたらどう思う?」と訊くと、「シュタルクも大人になったねぇ」「嬉しいからご飯奢っちゃう」とまったく参考にならない答えが返ってきました。
このセリフを聞いたシュタルクは、「孫と遊びに行くお婆ちゃんの感覚だ」と感想をもらし、フリーレンに怒られます。
フリーレンは「クソババァに続いて二度目だ」と言い、三度目はないと釘を刺しました。
14巻第124話
124話の「影なる戦士」では、シュタルクが再びフリーレンを「お婆ちゃん」と言ってしまいます。
帝国領へ入ったフリーレン一行は帝都へと向かっていましたが、その道のりはかなり険しいものでした。
ぬかるみだらけの森の中に嫌気がさしたフェルンは不満をこぼしますがが、フリーレンは道がこれしかないんだから文句を言うなと返します。
しかし、近く新しい街道ができており、この道を使う冒険者は今ではほとんどいないことが後に判明。
フェルンに睨まれたフリーレンは「最近のことはよくわかんない」とごまかすも、街道ができたのはすでに30年も前のことでした。
これにシュタルクは「お婆ちゃんじゃん」とボソッと突っ込むのですが、本人にはどうやら聞こえていなかったようです。
【葬送のフリーレン】漫画に出てきた魔法一覧まとめ!攻撃魔法から民間魔法まで - 漫画好きmamaのつぶやき
フリーレンに3回「ババア」と言うとどうなる?
フリーレンはシュタルクに2度目にお婆ちゃん扱いされたとき、「3度目はない」と言っています。
それを聞いたシュタルクが3度目はどうなるか聞いたところ、「泣きわめく」と子どものようなことを堂々と答えました。
どうやらヒンメルたちとの旅のときにも癇癪を起こしたことがあるようで、そのときは3日3晩泣きわめいてヒンメルたちを戦かせたようです。
その話を聞いたシュタルクも「めっちゃ怖い」と震えていました。
【葬送のフリーレン】これまでの旅の軌跡まとめ!年代や旅の簡単な内容も紹介 - 漫画好きmamaのつぶやき
シュタルクの「ババア」カウントは現在何回?
第66話でお婆ちゃんと言ってしまったシュタルクでしたが、その後フリーレンに「ちゃんと親をやれてる」と言って喜ばれます。
そして、フリーレンは「たまにはいいことを言う」と言い、シュタルクのババアカウントをひとつ戻してあげました。
その後、124話でまたフリーレンのことを「お婆ちゃん」と言ってしまったシュタルクでしたが、これは本人に聞こえていないためノーカンです。
つまり、現在のシュタルクのババアカウントは「1」となっています。
【葬送のフリーレン】アニメ2期はいつ?何巻何話から始まるのか内容を予想 - 漫画好きmamaのつぶやき
フリーレンは何歳?
葬送のフリーレンのエルフは永遠にも近い命があり、フランメの師匠であるゼーリエは神話の時代から生きています。
フリーレンはさすがにそこまで生きていないようですが、アウラとの戦いで自分のことを「千年以上生きた魔法使い」と称しました。
また、ゼーリエがフリーレンに対して「千年ぶり」という言葉を使っていたため、フリーレンがフランメと過ごしていた時代がだいたい千年前くらいであることがわかります。
フランメと会う前はフリーレンは集落で他のエルフたちと暮らしていましたが、フランメと会ったときはすでに今と変わらない外見でした。
エルフはある程度成長すると外見はほとんど変わらないようですが、さすがに大人の姿のまま生まれることはないでしょう。
フリーレンがエルフの集落で子供時代を過ごしていたとすれば、生まれてからフランメと会うまでに数百年くらいの時間が経過していたとしてもおかしくありません。
フリーレンは自分のことを千年以上生きていると言っていますが、もしかしたらすでに二千年近く生きている可能性もあります。
ただ、ここまでくると自分の年齢などわからなくなっている気もしますが・・・。
フリーレンがかなり大雑把に自分の年齢を把握していたとすれば、「千年以上」と言いながらすでに何千年も生きているかもしれませんね。
【葬送のフリーレン】新章突入!帝国編の登場人物一覧 - 漫画好きmamaのつぶやき
まとめ
葬送のフリーレンでフリーレンが「ババア」と言われたのは、原作2巻の第11話でした。
実はこれ以降「ババア」という呼び方は出てきていないのですが、フリーレンはちょくちょくとお婆ちゃん扱いされています。
シュタルクのババアカウントは1に戻ったため、フリーレンが泣きわめくことはしばらくないでしょう。
千年以上生きていても自分のことを「お姉さん」と言っているフリーレン。
どれだけ生きても自分をお婆ちゃんだと認めることはなさそうですね(笑)