次週 最新話掲載です。 pic.twitter.com/OVLqBurgZ9
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) 2024年7月30日
2024年5月から休載が続いていた葬送のフリーレン。
ついに再開が決定しました!
意外と早い連載再開でとても嬉しいです(^^)
3ヶ月休載していたことで、これまでの話を忘れてしまった人もいるのでは?
葬送のフリーレンが休載に入る前の大きなエピソードは、フリーレンが過去へと戻る「タイムスリップ編(または女神の石碑編)」でした。
その後、フリーレン一行は帝国領内へと入り、それからしばらくして本格的な帝国編のエピソードが始まります。
休載したときは、帝国編が始まって少ししてからでした。
この記事では、葬送のフリーレンが休載するまでの、帝国編のエピソードを振り返りたいと思います。
話数でいうと、漫画13巻の124話から、コミックス未収録の130話までとなります。
葬送のフリーレンの連載再開はいつから?
葬送のフリーレンの連載再開は2024年8月7日発売の週間少年サンデー37・38号合併号から。
休載期間が明記されていなかったため、半年くらいは休載するのではと思っていましたが、3ヶ月で連載再開となりました。
サンデーうぇぶりは1週遅れでの更新なので、おそらく8月14日の配信になると思われます。
すみません、本誌が合併号だったので2週遅れでの更新でしたね。。。
サンデーうぇぶりでの更新は8月21日となります。
帝国領編のあらすじ振り返り
第124話 影なる戦士
帝都を目指しているフリーレン一行は、帝国領のアオフガーベ連邦の森の中を進んでいました。
あまりに険しい道にフェルンが「もう嫌だ」と弱音を吐きますが、「帝都に行くにはここしか道がない」と言うフリーレン。
しかし、ようやくたどり着いた村で、30年前に大きな街道ができたことを知らされます。
フェルンに責められ、「最近のことはよくわかんない」ととぼけるフリーレン。
その後、フリーレンたちは村で一泊することになり、村長のラダールと握手を交わします。
フリーレンはその握手で、ラダールの手が現役の戦士の手であることを見抜きます。
そして、村人たちの歓待を受けた後借りた空き家へと引き取り、シュタルクを見張りとして立たせました。
フリーレンの予想通り、奇襲をかけるラダール。
実はラダールは帝国の影の戦士の1人で、この村を通るリストに載っている人物を暗殺する役目を担っていました。
その最後の1人がフリーレンだったのです。
シュタルクと対峙したラダールはシュタルクを一撃で沈め、標的のフリーレンへと迫るのでした。
第125話 家族
シュタルクが倒されたところでフェルンは目を覚まし、フリーレンもベッドから飛び起きます。
しかし、フリーレンが魔法を撃つよりも早くラダールが迫り、ラダールはフリーレンを組み敷いて首にナイフを突きつけました。
フェルンとラダールがにらみ合う中、復活したシュタルクが窓を破ってラダールへと突撃します。
そして、フェルンが魔法でラダールの武器を弾き飛ばし、フリーレンがラダールの背後を取って勝負は決しました。
その後、ラダールは自分がこの村にやってきたときのことを回想します。
ラダールは他の影なる戦士たちと家族だと偽装し、対象を抹消するために村に潜入しました。
ラダールたちは対象を消しながらも村に溶け込み、各々が結婚相手を見つけ徐々にこの生活になじんでいきます。
そして、影の戦士たちもまた、まるで本物の家族のようになっていきました。
彼らはなぜ自分たちが対象者を暗殺しているのか理由もわからないまま命令に従い、そして、ラダール以外の仲間たちはすべて死に絶えたのでした。
ラダールの話を聞いたフリーレンは、この殺し合いが意味のないものだと感じ、ラダールを見逃します。
家に帰れるとわかってほっとしたラダールは、いつか来るかもしれない帝国からの報せを待つことをやめ、いつも通りの日常を過ごすのでした。
第126話 新たな任務
一級魔法使いになったユーベルは、ラントの故郷を訪ねます。
追い返そうとして失敗したラントは、ユーベルがお茶を飲んでいる間にこっそりと逃げ出しました。
しかし、すぐに見つかり、墓参りをしていたところで追いつかれます。
ラントはこの墓が祖母のものであると語り、ユーベルに改めて用を尋ねると、ユーベルはようやく大陸魔法協会からの任務でやって来たことを明かしました。
ユーベルと自分が組むことを「人選ミスだ」と言いながら、なんだかんだとユーベルに着いていくラント。
一方、ようやく帝都アイスベルグにたどり着いたフリーレンは、城門をくぐるなりゼンゼに捕まっていました。
ゼンゼの髪の毛で拘束されたフリーレンは、魔道具を買い漁れなくなったことをしくしくと嘆きます。
今回ゼンゼがやって来たのは、ゼーリエの護衛という任務をフェルンに伝えるためでした。
ゼーリエは建国祭の舞踏会に招待されており、そのゼーリエを暗殺が企てられているという情報が入ってきたのです。
今回の任務は、ゼンゼ、ファルシュ、フェルン、ユーベル、ラントの5人で請け負うことになりました。
第127話 回収任務
フェルンたちとは別で動いていたユーベルとラントは、貴族のふりをしてあるパーティーへと潜り込んでいました。
彼らの任務は、帝都に潜り込んでいる一級魔法使いのリネアールが倉庫に隠した、あん作計画に関わる重要文書の回収です。
倉庫を物色していた2人は魔導特務隊に見つかりますが、とっさに逢引き中の男女のふりをしてその場をやり過ごします。
しかし、魔導特務隊に偽装を見抜かれ、倉庫へと踏み込まれました。
その頃フリーレンたちは町へ繰り出し、買い物を楽しみながらわざと隙を見せることで、相手の出方を探っていたのでした。
第128話
ラントは逃げながら、ユーベルに魔導特務隊の厄介さを教えます。
一級魔法使いは確かに大陸一の魔法使いですが、魔導特務隊はその魔法使いを制圧するために作られた特務機関のひとつです。
そのため、一級魔法使いのラントやユーベルと非常に愛称の悪い相手なのです。
2人はすぐ特務隊のノイに見つかり、攻撃を受けます。
ラントの姿が見えなくなったことで、ユーベルは1人でノイに向かっていきます。
ユーベルは見た者を拘束する魔法(ソルガニール)でノイを拘束しますが、よくわからない攻撃を受けて視力を奪われてしまいました。
ユーベルが制圧されたことで潜伏していたラントが攻撃をしかけ、その隙にユーベルがノイへと突撃。
彼の動きを抑え相打ち覚悟でラントの攻撃のチャンスを作りますが、ラントはユーベルを見殺しにはできずに姿を現しました。
そして、2人は魔導特務隊に捕らえられたのでした。
第129話 帝国の影
ユーベルとラントが捕らえられたことを知り、2人を助けに行こうとするゼンゼ。
しかし、少し様子を見たほうが良いと、ファルシュがそれを止めます。
フリーレンは相変わらず買い物を続けながら隙を見せ続けますが、なかなか相手は仕掛けてきません。
ゼーリエのことを心配しつつも文句を言いながら、町を一回りしてから拠点へと戻ることにします。
その頃、帝都に潜入していた影の戦士に、新たな任務が与えられます。
任務を出すのは、ロルベーア領総督のレーヴェ。
ずっとフリーレンたちを見張っていた人物です。
任務は影の戦士たちを通じて続々と伝えられ、フリーレンは魔道具を買い漁りながらも何らかの気配を感じていました。
第130話 水面下
魔導特務隊のカノーネは、ヴァイゼが黄金都市となった件について、グリュックの取り調べをしていました。
グリュックは自分の罪を認めていましたが、カノーネはマハトだけのせいにしてグリュックを釈放したい考えを示します。
彼女の様子に、グリュックは自分が政争に巻き込まれていることを悟りました。
グリュックはヴァイゼに移送されることとなり、デンケンはそれに同行することになります。
デンケンはカノーネに任務の詳細を尋ねますが、それに対する答えは「越権行為」というものでした。
「越権行為」という言葉から、いろいろと推測するデンケン。
そのとき、カノーネのもとにラントとユーベルが拘束された報せが入り、彼女はノイと去っていきます。
デンケンは帝都や大陸魔法協会の連中が裏で好き勝手やっていることに愚痴をこぼしつつも、「根回しをしておくか」と対策を練るのでした。
何事もなく宿に戻ったフリーレンたちはそこで一晩を過ごし、再び町へ見回りに行くことに。
しかし、フェルンはフリーレンが自分よりも早く起きていることに驚愕。
シュタルクも「きっと明日は天変地異だ」と言いながら、フリーレンの肩を揉むのでした。
130話の詳しいあらすじや感想はこちら
葬送のフリーレンの連載再開まとめ
前回までの話はラントとユーベルが捕まり、影の戦士たちがブワ〜っと出てきて、これからようやくフリーレンたちの戦いが始まるか?というようなところまででしたね。
フリーレンが早起きをしたところで休載に入ったため、「フリーレン様が早起きしたから休載になったんだ!」なんて言われることも(笑)
しかし、フリーレンが早起きしたことで、本当にとんでもないことが起きなければいいのですが(^^;)
グリュックやデンケンも再登場して、ますます盛り上がってきた帝都編。
連載再開後の話が楽しみです!
連載再開後の話となる第131話のあらすじネタバレ・感想はこちらからどうぞ。