★今週の【推しの子】★
— 漫画【推しの子】赤坂アカ×横槍メンゴ⇒最新15巻大好評発売中! (@oshinoko_comic) 2024年1月4日
本日YJ5&6合併号の発売日です!
最新百三十六話では、
映画『15年の嘘』の撮影、
作中では旧“B小町”メンバーの
アイへの思いも明らかに…!?
※今週も合併号の為、
来週も休刊となります。
お気をつけください。
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最終章に入り衝撃の展開が続いている推しの子ですが、ついにカミキヒカルとアイの過去について詳しいことが明かされました。
そして、これまでの一連の事件の黒幕が、カミキヒカルではなくニノであったような描写がチラホラと・・・。
結局、事件の黒幕はカミキヒカルとニノ、どちらなのでしょうか?
今回は推しの子の黒幕について、これまでにわかっていることをまとめていきたいと思います。
推しの子のカミキヒカルとニノ
カミキヒカルとは?
カミキヒカル(神木輝)は、アクアとルビーの実の父親。
現在は「神木プロダクション」と「株式会社メディアEYES」の代表取締役として活動しています。
劇団ララライで姫川愛梨から日常的に性虐待を受け、その結果として姫川大輝が生まれます。
そんな中、劇団ララライのワークショップに来たアイと出会い、2人は恋愛関係に。
しかし、アイはカミキヒカルの子供を妊娠したことで、彼にこれ以上負担をかけたくないと思い別れを告げます。
カミキヒカルはアイの本当の気持ちを知らず、彼女に恨みを抱くのでした。
ニノとは?
ニノこと新野冬子は、旧B小町のメンバーの1人。
B小町ではNO.2の位置にいて、いつもグループの中心にいる星野アイには複雑な感情を抱いていました。
ニノはアイに嫉妬心を抱きつつアイを神聖化し、自分の中にあるアイという人物像を崇拝していました。
アイの死によりB小町は解散し、ニノも芸能界を引退。
しかし、アイへの気持ちは消えるどころかより一層大きく歪んだものとなり、「アイを超える存在が許せない」という鬱屈した思いにとらわれるようになっていきました。
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ニノとカミキヒカルの関係
ニノとカミキヒカルにつながりがあるとわかったのは、推しの子の132話です。
ニノは15年の嘘の収録現場に見学に行き、そこで有馬かなにアイについて訊かれます。
ニノはアイのことが嫌いだったことや、「死んでくれ」と言ってしまったことなどを話します。
そこでアイに扮したルビーが現れ、「大丈夫、もう気にしてないよ」と言いました。
ニノは「アイはそんなこと言わない」「良かった、ちゃんと偽物だった」と笑いながら立ち去り、その後誰かに電話をします。
その電話の相手がカミキヒカルであったことで、2人がつながっていることがここで初めて判明しました。
ただ、今のところ、ニノからカミキヒカルに近づいたのか、カミキヒカルからニノに近づいたのかはわかっていません。
また、2人の思惑が一緒だったのか、それともお互いに利用していただけだったのかも不明です。
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事件の黒幕の1人がニノであると確定
推しの子の155話では、ついにアクアとルビーの復讐が終わりを告げます。
アクアとルビーはカミキヒカルにアイが残したDVDを見せ、アイが本当はカミキヒカルを愛していたことを伝えました。
アイが自分のためを思ってあえて突き放したということを知ったカミキヒカルはまるで抜け殻のようになり、「アイのためにできることをしに行く」と言い残し、アクアたちの前から姿を消しました。
これでアクアとルビーの復讐は終わりましたが、その後、アクアのもとを黒川あかねが訪ねます。
アクアはすべての事件の裏にもう1人黒幕がいると推測しており、あかねもそのことに感づいていたのです。
そこでアクアは、黒幕の正体としてニノの名前を出しました。
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4人の死の真相は?
アイの事件
アイの殺害に関してはリョースケの仕業で間違いありません。
そして、リョースケにアイの住所を教えたのは、カミキヒカルが自分であると白状しています。
カミキヒカルはアイを脅かすだけのつもりで、殺すつもりはなかったと言っていました。
ニノもアイが死んでしまったことに関しては悲しんでいる様子だったので、アイの死はニノにとって想定外だった可能性が高いです。
ただ、カミキヒカルの「殺すつもりはなかった」というセリフは、嘘であった可能性も出てきました。
リョースケの死
リョースケは自殺だと報道された通り、自殺で亡くなったことが判明しました。
しかし、彼に自殺するようそそのかしたのは、ニノだったのです。
B小町のファンであるリョースケはニノと付き合っていましたが、その裏でだんだんアイ推しになっていきます。
そして、あの事件を起こしてしまうのです。
ニノにとっては辛いことだったでしょうが、彼女はリョースケのことを恨んでいませんでした。
彼が世界一のアイドルであるアイを好きになるのは当然のことだし、「もう死んでよ」と言ったら素直に死んでくれたからです。
リョースケの死は、「アイ」という偶像に狂った2人が暴走した結果の出来事だったのです。
片寄ゆらの事件
片寄ゆらの事件については、まだ謎が明かされていません。
作中ではカミキヒカルが殺害したような描写がありましたが、アクアはニノも関与しているような言い方をしていました。
確かに、アイ以外の輝く存在を認めていないニノにとって、目に星を宿す片寄ゆらは邪魔に感じたことでしょう。
そのため、ニノには彼女を殺害する動機があります。
ただ、現場にいたカミキヒカルがまったく無関係だとは思えず、これに関しては2人とも事件に絡んでいるのでは?と思われます。
ゴローの事件
推しの子の作中で亡くなった4人のうち、ゴローの事件が一番の謎です。
なぜゴローは死ななくてはならなかったのか?
素直に作品を読めば、不審者として追われたリョースケが口封じのためにゴローを殺したというふうに見れます。
ただ、アクアはそう単純には考えていないようです。
ゴローをカミキヒカルとニノが殺さなければならなかった理由は思い当たりませんが、この先謎が明らかになっていくでしょう。
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ニノとカミキヒカルは今後どうなる?
ニノはルビーがアイを超える存在だと感じ、ルビーを殺害しに行きます。
しかし、これはルビーに変装した黒川あかねでした。
あかねや壱護たちはニノがルビーを狙ってくるのを想定しており、あかねが防刃ベストを来た上でルビーに変装して待ち構えていたのです。
ニノは捕まり、アイに特別であってほしかった思いを語ります。
しかし、アイがニノと普通の友達になりたがっていたと聞くと、涙を流して「私も」と言ったのでした。
この事件で、ニノの気持ちには一応の決着がついたと見られるので、おそらく今後ニノが何か悪巧みをすることはないでしょう。
このまま逮捕され、反省の日々を送るのではないかと思われます。
カミキヒカルのほうですが、彼もアイが本当は自分のことを愛していたと知って、泣いて反省している様子でした。
しかし、推しの子159話で、それらはすべて演技だった可能性が出てきました。
一度は殊勝な態度でアクアとルビーの前から姿を消したカミキヒカルでしたが、再びアクアと再会したときに「醜悪な嘘つきだ」と言われると歪んだ顔で笑ってみせました。
このときのカミキヒカルの両目には、真っ黒な星が。
この描写から、結局一連の事件の黒幕はカミキヒカルであったと考えることができます。
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推しの子の黒幕の正体まとめ
推しの子は話が進むにつれ、黒幕の正体やアイとカミキヒカルの過去などが徐々に明らかになってきました。
これまではずっとカミキヒカルが黒幕であるように描かれていましたが、途中からニノの存在が出てきて、読者は「どっちが犯人?」と振り回されることになります。
しかし、本当の黒幕はニノだと思わせて、結局はカミキヒカルが黒幕であったという結末に落ち着きそうです。
そろそろ最終回も近づいてきた推しの子。
最後はアクアとカミキヒカルの最終決戦になるのかなと思われます。