2024年11月14日更新の、忘却バッテリー165話のあらすじネタバレ・感想をまとめます。
134話のあらすじネタバレ・感想はこちら。
第165話
桐島秋人は、中3のときに東京へと旅立ちます。
生まれ育った土地と人間関係を捨ててでも、大好きな野球を続けたかったのです。
夏彦は秋人と同じチームに入り、キャッチャーが泣いてしまうほどのボールを投げてみせました。
監督はその才能に興奮しますが、夏彦に「口が臭い」と暴言を吐かれ、彼のことが苦手になります。
夏彦はそれから半年間マウンドに上げられることはなく、ずっと球拾いをさせられていました。
それから半年後、ようやく夏彦はマウンドに立つことが許され、秋人は自分がエースでなくなる日が来るのを覚悟して待つようになります。
それから秋人は毎晩のように同じ夢を見続けていました。
それは、夏彦から「俺がエースだ」「兄貴はエースになれない」と言われる夢です。
「その日」がきても動揺しないようにと思うあまり、脳が勝手にその日の予習をさせるようになったのでした。
そして、夏彦の身長が秋人を追い抜かした頃、夏彦は突然フォームを変え「完成」します。
いまだに夏彦が「俺がエースだ」と言う夢を見続けていた秋人。
そろそろこの夢ともお別れだと思うようになります。
しかし、その夢が現実になることはありませんでした。
秋人が中3になっても監督は秋人をエースとして使い続け、秋人は夏彦のほうが優れたピッチャーだと思い知らされながらも背番号1番を背負わされ続けました。
ある大会の後、秋人をエースとして労う監督に、夏彦が「完封したのは俺だ」と食ってかかります。
監督と口論になりヒートアップする夏彦を、秋人は冷静に制止しました。
そこで夏彦は秋人に、「エースってなんだ」とききます。
それに秋人は答えることができず、夏彦を失望させてしまったと後悔するのでした。
翌日、夏彦には大阪陽盟から声がかかり、秋人には目当ての高校から連絡がくることはありませんでした。
その後、監督経由で氷河高校の野球部監督を紹介された秋人は、東京へ行くことを決意したのでした。
感想
桐島さ〜〜〜〜〜〜ん!!!!!
もう、叫びたくなりました。
まさか回想で夏彦が「俺がエースや」と言っていたシーンが桐島さんの夢だったなんて!
そんなん予想もつかないよ!!
弟の才能を目のあたりにして、ずっとずっとエースを譲る覚悟をしてきて。
それなのにエースナンバーを背負わされ続ける・・・。
そんな辛いことある!?
これまで桐島さんと夏彦はものすごい仲が悪いようなイメージがありましたが、桐島さんめちゃめちゃいいお兄ちゃんなんだけど(;_;)
夏彦も、なんだかんだお兄ちゃん好きじゃない?
今兄貴のことをボロクソ言ってるのも、勝手に逃げたお兄ちゃんのことを怒ってるから?
夏彦の心理はまだよくわからないけど、なんとなく本気でお兄ちゃんのこと嫌ってなさそうな気がします。
そして、以前巻田の「一番勝てるやつがエースだ」のセリフに「俺もあいつにそう言えたら」とつぶやいた桐島さん。
このときの後悔を、いまだに引きずってるんだね。。。
中学時代、こんな辛い思いをしてきたのに、それでも野球が大好きな桐島さん。
「ほないこか」と笑顔でマウンドに立つ桐島さん。
・・・・好きです。
今までも好きなキャラではありましたが、もう過去編で株がバク上がりです。
ああ、もう、今年は氷河に勝ってほしいなぁ・・・。
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