『ある魔女が死ぬまで』はカクヨムで連載されたweb小説が原作です。
web小説版はすでに完結しており、最終回まで描かれています。
この記事では、web小説版の最終回の内容や、メグは本当に死んでしまうのかなどを詳しく解説します。
書籍版や漫画はまだ完結してないので結末は変わるかもしれませんが、今のところ流れは同じなのでそう大きく変わることはないと予想します。
なので、アニメや漫画、書籍版を見ていてネタバレNGの方はご注意ください。
メグは最後どうなる?
この作品は、メグが余命1年の宣告を受けるという衝撃的な始まり方をします。
そして、メグは死なないために千粒の嬉し涙を集めることになります。
ここで気になるのは、メグは本当に死ぬのか?ということですよね。
結論から言うと、メグは死にません。
生きたまま最終回を迎えます。
では、最後はどのような結末となったのか、詳しく見ていきましょう。
ある魔女が死ぬまでの結末・最終回ネタバレ
災厄の魔女エルドラとの対戦
エルドラには、大切な家族を戦争で殺されたという悲しく辛い過去がありました。
その復讐心をずっと胸の奥に抱え込んでいたエルドラは、星の核に侵食され暴走してしまいます。
それを命がけで止めようとしたのは、エルドラの師匠であるファウストでした。
しかし、ファウストはその戦いの中で重傷を負ってしまいます。
メグのおかげで星の核は破壊され、エルドラの暴走はおさまりましたが、ファウストの命の火は徐々に消えていきました。
ファウストは命の種を飲んだ永年の魔女でしたが、自分が死を受け入れたときその命は尽きます。
ファウストはエルドラを殺すくらいなら死んでもいい、その思いから死を受け入れていたのです。
メグの命の種の使い道
この時点でメグの嬉し涙の粒はほとんど集まっていました。
メグはこの嬉し涙からできる新たな命の種で、ファウストを助けようとします。
しかし、ファウストはメグが命の種を飲み、永年の魔女の名を引き継ぐことを望みました。
ずっとそのために嬉し涙を集めてきたはずのメグでしたが、彼女は師匠の最後の願いを拒否します。
メグは命の種を、自分のためではなくこの世界に生きる人たちのために使うことを決めました。
ファウストの死
メグとファウストの涙で完成した命の種。
これを使い、メグは世界の破滅を防ぎました。
それを見届け、ファウストは穏やかに息を引き取ります。
メグは弟子としてファウストの葬儀をやりきり、そして、すべてが終わったときには余命の前日を迎えていました。
呪いの正体
せっかくの命の種を使ってしまったメグには、もう呪いから逃れるすべはありませんでした。
それでも最後の瞬間まで諦めず前を向こうとするメグ。
そんなメグに、正気に戻ったエルドラが死の宣告の呪いの正体について語ります。
まだ見習いだった頃、エルドラもファウストから死の宣告を受けていたのです。
しかし、それはファウストが弟子を育てるために仕組んだ試練だったのです。
自分が死ぬことはないと知ったメグは脱力。
そして、ファウストのことを思い出し、エルドラと抱き合って泣き合うのでした。
メグのその後
その後、メグは亡くなったファウストの後任として、七賢人の1人となります。
メグの新たな二つ名は、「希望の魔女」。
この星を救ったメグにふさわしい二つ名でした。
七賢人となったメグですが、やることは今までと変わりません。
大きく変わったことといえば、弟子を1人取ったことくらい。
メグは今までと同じように、誰かを笑顔にするため魔女の仕事を続けるのでした。
ある魔女が死ぬまでの「ある魔女」とは?
この作品はメグが余命宣告を受けるところから始まるので、だいたいの人は「ある魔女」とはメグのことであると考えるでしょう。
しかし、前述した通りメグは最終回まで死ぬことはなく、元気に生き続けます。
ではこの「ある魔」とは誰のことかといえば、おそらくはメグの師匠であるファウストのことを指しているのでしょう。
ある魔女が死ぬまでは、メグの成長を見届けるファウストの物語ともいえるのかもしれません。
まとめ
ある魔女が死ぬまでの最終回ネタバレや、メグが最後死ぬかどうかなどをまとめました。
ある魔女が死ぬまではweb小説がすでに完結しており、メグは死なないことがわかっています。
書籍版は2025年5月現在で3巻まで発売されており、次の4巻で完結となります。
ここまでの流れはほとんど一緒ですが、書籍版の結末がどうなるのか今から楽しみですね。
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