漫画好きmamaのつぶやき

長男(うしゃお)と長女(うしゃこ)の二人を育児中の主婦です。子育ての日常や豆知識、好きな漫画やアニメについて語っています。このサイトはアフィリエイトを利用しています。

【スパイファミリー】バスジャック編のあらすじネタバレ!見どころも紹介

 

『スパイファミリー』アニメ3期のメインとなるのが、バスジャック編と呼ばれるエピソードです。

このエピソードでは、アーニャたちイーデン校生が乗ったバスがジャックされ、保安局をも巻き込んだ大騒動になる話です。

今回は、スパイファミリーのバスジャック編のおおまかなあらすじと、最後はどうなるかなどのネタバレをまとめます。

 

バスジャック編のあらすじ

 

社会科見学へ行くイーデン校生

 

その日、イーデン校の1年生たちは博物館へと社会科見学へ行く予定でした。

学校が用意したスクールバスに乗り、全員で博物館へと向かいます。

アーニャたちのバスは、ビルたち4組と同じバスでした。

途中まではみんなで騒ぎながら何事もなくバスは進んでいきますが、途中で2台目と3台目(アーニャたちのバス)だけ博物館を通り過ぎてしまいます。

 

さらに、アーニャたちのバスにジャック犯が2人乗り込み、引率の先生をスタンガンで気絶させます。

運転手ももともと犯人たちの仲間で、そのまま逃走しようとしますが、後ろから警護車が追ってきました。

それを見た犯人のビリーは警護車のタイヤを撃ち、追撃を阻止。

そして「このバスは赤いサーカスが乗っ取った」と宣言しました。

 

バスジャック犯たちとの攻防

 

バスジャックの知らせはすぐにイーデン校へと届き、警察へも通報されます。

しかし、混乱を避けるため、保護者たちを始め世間には公表されないまま事は進んでいきました。

子供たちは泣きながら、心の中で助けを求めます。

そんな同級生たちの強い負の感情を読み取り、気分が悪くなるアーニャ。

ダミアンはそんなアーニャを見てなんとかしようと思いますが、先に立ち上がったのはビルでした。

ビルはみんなに「落ち着くんだ」「きっと助けがくる」と声をかけ励まします。

その頃WISEにもバスジャックの知らせが入り、アーニャやダミアンたちが巻き込まれていることから秘密裏に動き出しました。

 

アーニャは「外の人に行き先を知らせないと」というベッキーの言葉を聞き、犯人たちの心の声から行き先を探ろうとします。

そして、やっと「パーペル宮殿公園」という単語を聞き取りました。

アーニャは犯人たちの唇を読んだことにして、その行き先をベッキーに伝えます。

そして、ベッキーやダミアンたちと協力し、行き先を書いたメモを外に投げ捨てることに成功しました。

しかし、そのせいでビルの怒りを買い、アーニャは首に爆弾をつけられてしまいます。

 

保安局の介入

 

バスジャックの知らせは保安局へも入っていました。

警察は人命を最優先していますが、保安局の最終的な目的は犯人確保。

中尉は上から、犯人確保のためなら犠牲が出ても仕方ない、都合の悪い情報はもみ消せと命令を受けます。

一方、アーニャが乗ったバスがジャックされたと聞いて慌てて駆けつけるユーリ。

アーニャがどうなってもいいと考えるユーリでしたが、ヨルの悲しむ姿を想像し居ても立ってもいられなくなり、中尉を追いかけます。

 

バスの中では、爆弾をつけられたアーニャやベッキーたちが恐怖に陥っていました。

しかし、ビリーの心を読んで爆弾が偽物だと知ったアーニャ。

とたんにリラックスし始め、ベッキーやダミアンはその大胆さにドン引き。

アーニャはさらに調子に乗り、爆弾をバンバン叩きますが、そのせいで他の生徒たちが大パニックに。

彼らの感情にあてられ、再び気分が悪くなります。

そんなアーニャを見て「強がってるだけ」と感じたダミアンは、アーニャの爆弾を自分につけかえろとビリーに言いました。

 

警察と犯人の攻防

 

勇気を出して立ち向かったダミアンに、ビリーは「お前にもつけてやる」と爆弾をつけました。

もちろんそちらも偽物。

それを知ってるアーニャは、怖がるダミアンに「だいじょぶ、こわくない」と手を握り、それからこっそり偽物だと教えます。

そのとき、外から大きな破裂音が響き、バスは制御を失い暴走。

しばらくして停まりました。

警察が用意したスパイクベルトを踏んだのです。

バスが停まるなり警察が現れ、バスを取り囲みます。

ビリーは子供たちに窓を暗幕をかけさせると、ダミアンを人質にバスの外へ。

そして、牢獄にいる赤いサーカス同士の釈放と、全員の北国(ノルティカ)への逃亡を要求します。

 

人質がいるせいで身動きができない警察のもとへ、保安局の大尉がやってきます。

そして、突入準備をするよう命じてきました。

人質の安全を最優先に考える警察は大尉に反論しますが、大尉は獄中の赤いサーカスのメンバーの大半はすでにこの世にいないと告げ、交渉は無駄だと言います。

その裏ではWISEたちがもう1台のバスの行方をつかみ、警察に情報をリークしていました。

そのおかげで保安局にも本部から待機の命令が出て、突入は見送られます。

 

ビリーの過去

 

持久戦に入ったバスジャック事件。

警察は水と食料の補給を申し出て、その運び役としてヘンダーソンが名乗りを上げます。

ヘンダーソンはビリーに子供がいるか尋ね、彼は「娘が1人」と答えました。

それを聞きヘンダーソンは親心に訴えようとしますが、ビリーは「娘は政府に殺された」と言います。

 

ビリーの娘のビディは正義感の強い娘で、政府の怠慢を糾弾するため赤いサーカスに参加していました。

しかし、そのせいでビディは殺され、ビリーは赤いサーカスの手引で国外へ逃亡。

ビリーは政府に恨みを抱き、赤いサーカスの一員として動くようになったのでした。

 

その頃、ユーリたちはもう1台のバスを発見。

犯人たちが外に出ているのを見て、催涙弾を投げ込み一気に突入。

その途中でユーリは肩を撃たれますが、見事リーダーを撃退し、子供たちも全員無事が確認されました。

 

犯人に立ち向かうアーニャ

 

もう1台のバスが鎮圧されたことで、アーニャたちのバスには突撃許可がおります。

大尉は一応「平和的解決を試みた」という言い訳を作るため、犯人たちに「もう1台のバスの仲間たちは死んだ、同じ末路を辿りたくなければ投降しろ」と告げました。

運転手役のバジムは興奮し、「いざとなったら人質もろともバスごと爆破する」と考えます。

それを知って焦るアーニャでしたが、さらに「夜明けまで待つ」と言っていた保安局が突撃の準備を始めていることも察知。

このままでは全員爆弾で死ぬと思ったアーニャは、覚悟を決めて犯人たちの前に進み出ました。

 

しかし、何を言っていいかわからず、「お腹が空いた」と場にそぐわないことを言い出すアーニャ。

一同は愕然とし、ビリーは「首を吹き飛ばされたくなかったら」と脅し始めますが、アーニャは「こわくない」と言いました。

毅然としたその姿に、「信念のために死ぬのは怖くない」と言い切ったビディの姿が重なります。

アーニャがいると調子が狂うビリーは、首の爆弾を外して外へ逃がそうとしますが、アーニャは「自分がいれば悪いことをしたくなくなる?」と思い、外へ行くのを拒否。

さらに食料を要求するアーニャに、ビリーは「家であまり食べさせてもらえてないのでは!?」と勘違い。

それだけでなく、他の生徒も実はあまり恵まれていないのではと勘ぐり始め、信念が揺らぎ始めます。

 

投降する犯人

 

みんなのために立ち上がったアーニャを見て、近所の野良猫にすら優しかったビディを思い出すビリー。

ビディはビリーからの教えである「奪うより与えろ、足を引っ張り合うんじゃなくて手を差し伸べろ」という言葉を忠実に守っていました。

自分の生きる意味である怒りを風化させたくなくて、わざとそれを忘れたふりをしていたビリー。

アーニャを見て、自分の間違いを認めます。

そして、「まだあいつの父親でありたい」と、自らバスを降りて投降しました。

 

残り2人の仲間の減刑を求めるビリーでしたが、諦めきれないバジムはバスを急発進させて逃走。

しかし、警察の装甲車によって道を阻まれます。

それでもバジムは何とかしようと、今度はアーニャを人質に取ってバスの外へ逃げ出します。

構わず撃とうとする保安局と、それを止めようとする警察。

すると、その両者の脇を走り抜けたマーサがバジムの真上に飛び上がり、テーザー銃を打ち込みアーニャを保護。

犯人たちは全員確保されました。

 

バスジャック事件のその後

 

バスジャック事件が解決し、事件解決に貢献したとして、アーニャ、ダミアン、ベッキー、ビルの4人はステラを授与されます。

 

犯人が捕まった後、子供たちは無事解放。

保護者たちにもようやく連絡がいき、次々に子供たちを迎えに来ます。

なかなか迎えが来ないアーニャとダミアンは、そこで少し会話をすることになりました。

ダミアンがアーニャの強さを認め、これまでのことを謝ると、アーニャも素直に「じなんもかっこよかった」と褒めました。

焦ったダミアンは「友達を助けるとかふつーのことだし!」とごまかし、ダミアンに友達認定されて喜ぶアーニャ。

しかし、家へ呼んでもらうことはできませんでした。

 

そこへ、ようやくヨルが駆けつけます。

実はヨルはあちこち走り回ってアーニャを探していたため、バスジャックの知らせを受けるのが遅くなってしまったのでした。

これまでずっと気丈に振る舞っていたアーニャも、ヨルを見て涙腺崩壊。

抱きついて泣き出します。

その子供らしい姿に、ちょっと安心するヘンダーソン

抱き合うアーニャとヨルを遠くから見守っていたのはヘンダーソンだけではありません。

ロイドも突入部隊の一員に混ざり、そんなアーニャを見ていました。

保安局員だらけの中で胃に穴があきそうなロイド。

同僚と「帰ったらあいつの好きな食事でも作ってやります」と言っているのを聞き、心の中で「ハンバーグ!」と喜ぶアーニャ。

 

そこへ、ようやくメリンダも駆けつけました。

ダミアンは泣きながら、母親が来てくれたことを喜びます。

メリンダも泣いてダミアンの無事を喜びますが、ダミアンが「泣いていたことを父上に言わないでください」と言ったとたん、態度が一変。

急に怖い顔になり、「あなたこそ、私がここに来たことを絶対あの人に言わないで頂戴」とダミアンに言い聞かせます。

その裏では「本当に無事で良かった」『この子がいなければ』、「私の宝」『私の呪い』など相対する感情が渦巻いており、アーニャはその心の声に1人驚くのでした。

 

バスジャック編の見どころ

 

見どころ①アーニャとダミアンのエピソード

 

バスジャック編は、アーニャとダミアンの絡みが多いエピソードです。

いつものように喧嘩も多いですが、今回は2人がお互いを思いやるシーンが見られます。

特に爆弾に怖がるダミアンを「だいじょぶ」と励ますアーニャと、アーニャのために犯人に立ち向かうダミアンは必見!

アーニャとダミアンのラブラブエピソードが好きな人は、楽しめること間違いなしです。

 

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見どころ②いろんなキャラが見れる

 

バスジャック編には、レギュラーメンバー以外にもさまざまなキャラが登場します。

これまで出てきたキャラとしては、お久しぶりのグリーン先生、保安局の中尉やベッキーの世話係のマーサ、ヨルさんと珍しくママ同士の会話をするシャロンなどなど。

最後にはメリンダも登場し、彼女の謎がさらに深まっていきます。

 

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初登場で見逃せないのが、ベッキーの父親です。

想像以上の親バカぶりに、思わず笑ってしまうことでしょう。

ほんのちょっぴりですが、ユーインとエミールの親も登場します。

また、このエピソードでは初めてヘンダーソンとマーサが知り合いということが明かされました。

このときの2人の意味ありげな会話は、後の重要エピソードに活きていきます。

 

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見どころ③あちこちに散りばめられたギャグ

 

バスジャック編は基本的に重いテーマで、犯人のビリーも辛い過去を背負ったキャラとして登場します。

しかし、どの回にも程よくギャグが散りばめられているため、毎回どこかしらで笑いポイントが出てきます。

このギャグとシリアスのバランスが本当に上手で、「どうなるんだろう?」とハラハラしつつも、重くなりすぎずに読むことができます。

 

スパイファミリーのバスジャック編まとめ

 

スパイダミリーのバスジャック編は、作中の過激派である「赤いサーカス」が起こした事件でした。

この事件は警察だけでなく、保安局やWISEまで巻き込み大きな騒ぎとなっていきますが、アーニャたちの活躍により無事解決しました。

ヨルとロイドの出番はほぼありませんが、その代わりなんだかんだとアーニャを心配するユーリや、身を挺して生徒を守ろうとするかっこいいヘンダーソン先生などいろいろなキャラの活躍が楽しめます。

漫画だとバスジャック編は11巻の途中から最後までとなりますので、ぜひアニメと一緒に楽しんでください!

 

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