『ふつつかな悪女ではございますが』は、誰からも愛される美しい玲琳と、悪女と名高い慧月が入れ替わることから始まる中華風の後宮ファンタジーです。
物語始めで、2人の魂を入れ替えたのは慧月であることが明かされますが、実はこの入れ替わりにはもっと深い真相が隠されていました。
この記事では、玲琳と慧月の入れ替わりの真相や、最後2人はどうなったのかなど、入れ替わり編の結末についてネタバレありで解説します。
ふつつかな悪女ではございますがは最後どうなる?
ふつつかな悪女ではございますがは、小説も漫画もまだ完結していません。
ただ、大きくいくつかのエピソードにわかれており、玲琳と慧月の入れ替わり騒動も一応の決着がついています。
そこで、ここでは小説の1〜2巻、漫画の1〜4巻にあたる第1部入れ替わり編の結末について解説します。
玲琳と慧月の入れ替わりはどうなる?
結論からいうと、2人の入れ替わりは最後には解消されます。
2人を入れ替えたのは慧月なので、その気になればいつでも入れ替わりは解消できたのですが、最初の頃は慧月は元に戻ることを完全に拒否。
自分が玲琳として愛され、玲琳が慧月として死ぬことを望んでいました。
しかし、玲琳が思った以上に病弱であることや熱に苦しみながらも鍛錬を欠かさなかったことを知り、このまま玲琳の体でやっていけるのか不安に。
また、玲琳の優しさに触れることで徐々に改心していき、すべての件が片付いた後に入れ替わりを解消しました。
玲琳と慧月は最後どうなった?
慧月は自分とは違って美しく誰からも愛される玲琳のことを妬み、憎んでいました。
玲琳のほうは慧月に特別な思いはなく、他の者のように彼女を蔑んだりすることもありませんでした。
しかし、慧月にとってはそれもまた憎らしく、玲琳に憎悪の思いを募らせていきます。
一方で慧月から激しい怒りや憎しみの念を向けられた玲琳は、自分に向けられる初めての剥き出しの感情に嬉しさを覚えます。
今まで玲琳に対して、これほど強く本心をぶつけてくる者はいなかったからです。
また、入れ替わったことで図らずしも健康な体を自由を手に入れた玲琳は、慧月を恨むどころか感謝をするほど。
彼女と向き合っていくうちにどんどん慧月に惹かれていく玲琳。
また、慧月も玲琳の純然なる好意を向けられているうちに、自分で隠していた本当の気持ちに気づき始めます。
それは、「玲琳が憎い」という気持ちに隠された「玲琳のようになりたい」という彼女への憧れでした。
その気持ちをはっきりと自覚した慧月。
最終的には自分の罪を反省し、玲琳と初めての友人になるのでした。
入れ替わりの真相とは?
うまく誘導されていた慧月
入れ替わりを行ったのは慧月本人で間違いないのですが、それを行うに至ったのはある人物に玲琳と入れ替わるようそそのかされていたからです。
その人物は事あるごとに慧月と玲琳を比べ、慧月に「玲琳さえいなければ」と思わせるよう仕向けていました。
もともと劣等感を抱いていたこともあり、慧月はまんまと策略にはまり、追い詰められたあげくに入れ替わり事件を引き起こしたのでした。
事件の黒幕は?
ではその「ある人物」とは誰でしょうか?
それは、慧月の後見人でもある朱雅媚でした。
雅媚はある一件から皇后である黃絹秀を恨んでおり、彼女を呪い殺す計画を立てていました。
親を亡くした慧月の親代わりを買って出たのも、慧月の道術が目当てだったのです。
しかし、絹秀暗殺のためにはどうしても取り除かねばならない人物がいました。
それこそが黃玲琳だったのです。
玲琳は病弱であるがゆえ、後宮の衛生管理を徹底していました。
また、鍛錬のために夜ごと鳴らしていた弓が、知らず知らずのうちに呪いを払っていたのです。
そこで、雅媚は邪魔な玲琳を後宮から追い出すため、慧月を利用することを思いつき、その計画は成功。
玲琳のいない間に絹秀を狙うのでした。
ただ、この計画は途中で慧月と玲琳によって見抜かれ、2人の活躍によって呪いは雅媚へと返っていきました。
まとめ
ふつつかな悪女ではございますがはまだ完結していませんが、第1部ともいえる入れ替わり編はすでに決着がついており、玲琳と慧月も最終的には自分の体を取り戻します。
事件の黒幕である朱雅媚も捕らえられ、物語は大団円で幕を閉じました。
ただ、その後も2人は新たな騒動に巻き込まれ、そのたびにしばしば入れ替わりを行っています。
第1部の結末を見届けた後は、ぜひ小説や漫画でその続きも読んでみてください。