子育て笑い話

長男(うしゃお)と長女(うしゃこ)の二人を育児中の主婦です。子育ての日常や豆知識、子育てマンガなどを綴っていきます。

カシオ(CASIO) 光ナビゲーションキーボード L-312の口コミ・レビュー・感想

ピアノに興味が出てきた長男・うしゃおくんと、音楽大好き長女・うしゃこちゃんのためにカシオの光ナビゲーションキーボードを買ってみました。

カシオの光ナビゲーションキーボードにはLK-512、LK-511、LK-312、Lk-311とありますが、我が家はLK-312を選択。

LK-312を選んだ理由や製品の特徴、使って感想やLK-311との違いなどをまとめていきます。

 

光ナビゲーションキーボード LK-312を選んだ理由

 

まず我が家にはカシオの電子ピアノ「Pravia」がすでにあります。

だいぶ昔の機種ですが、まだまだ現役で使えます。

そのため、そこまで本格的なキーボードは求めていませんでした。

子供たちが遊ぶリビングに置くため、そこそこの鍵盤数があってコンパクトなキーボードを探していました。

そのため、サイズが大きなLK-512とLK-511はまず選択肢からはずれました。

残りは前機種のLK-311か新機種のLK-312です。

価格的にはもちろん型落ちのLK-311のほうが安いんですが、LK-312に決めた理由はまず色が薄いピンクで可愛かったところ。

うしゃおくんはPriviaもあるので、キーボードはうしゃこちゃんメインで選んだため、ピンクのほうが絶対に喜ぶと思ったからです。

あとひとつの理由は、LK-312は内蔵曲に「パプリカ」が入っていたことです(笑)

パプリカ、子供たちに大人気ですよねー。

もちろんうしゃおくんもうしゃこちゃんも大好き。

それが決め手になってLK-312に決定しました。

 

カシオ 光ナビゲーションキーボード LK-312の商品の特徴

 

 

光る鍵盤で練習

 

名前の通り、このキーボードは光る鍵盤にあわせて練習ができる電子キーボードです。

また「らくらくモード」というものがあり、鍵盤が光るタイミングにあわせて鍵盤を押すだけで正しいメロディが流れるモードがあります。

どの鍵盤を押しても曲が弾けるので、小さい子にはおすすめの機能です。

 

鍵盤数

 

鍵盤の数は61鍵盤です。

本格的なクラッシックを弾くとしたら足りない鍵盤数ですが、子供用の曲を弾くくらいでしたら十分な鍵盤数です。

 

タッチレスポンスつき

 

鍵盤の押す強さによって音の強弱が変わるタッチレスポンス機能がついています。

強く押せば強い音が、弱く押せば弱い音が出せるので、もっとおもちゃっぽい電子キーボードに比べればもう少し演奏に表情がつけられます。

 

400種類の内蔵音色

 

音の種類は400種類あります。

ピアノはもちろん、管楽器、弦楽器、打楽器、他にもテレフォンやヘリコプターの音など子供が楽しめる音源も入っています。

 

120種類の内蔵曲

 

曲は全部で120種類入っています。

そのうち10曲は子供向けのアニメ音楽など、10曲は脳にいいというエクササイズ・フレーズ、残りはほとんどクラッシック曲です。

 

ドレミナビ、運指音声機能

 

ドレミナビは光る鍵盤にあわせて「ド・ド・ソ」のようにドレミ声でメロディをガイドしてくれる機能です。

運指音声機能は演奏で間違えたりした時に正しい指の番号を声で教えてくれる機能です。

 

 実際に使ってみた感想

 

鍵盤の弾いた感じは軽い

 

鍵盤を弾いた感触は「まあ、おもちゃだよね」といった感じでした。

とにかく軽い、そして跳ね返る感じ。

タッチレスポンスはあるのですが、鍵盤が跳ね返るので強弱はつけづらいです。

強い、弱いだけならなんとかできますが、その中間の中途半端な強弱はあまりつけられません。

あまり期待はしないほうがいいです。

 

らくらくモードは子供が楽しめる

 

まだ小さい子供は鍵盤が光ったところでその光った鍵盤を追うことすらまだ難しいです。

しかしらくらくモードだとどれだけ適当に弾いてもきちんと曲になるので、小さい子にはとてもいい機能だと思います。

ただ、ピアノの練習にはなりません(^^;)

らくらくモードで満足してしまうので、普通に練習しようとする気があまりおきないようです。

うしゃおくん、そういったナビゲーション機能のないPraviaの時は頑張ってピアノの練習をしていましたが、このキーボードではらくらくモードで弾きまくるだけでまったく練習をしなくなりました。

 

音の設定変更は必須

 

LK-312は最初の設定音量が結構大きめに設定されています。

電気屋さんとか展示する場合には、そのくらいの大きさがなければ聞こえないからそうなっているのだと思います。

が、静かな自宅だとこれがものすごい大音量!!

小さくしても電源を切るたびに大音量に戻ってしまうので、初期設定をかえて電源ON時の音量を小さくする必要があります。

 

が、ひとつここでまた問題が。

カシオの光ナビゲーションシリーズにはマイクがついてくるのですが、全体の音量をさげてしまうとマイクの音がさっぱり聞こえなくなってしまうのです。

最初それがわからず、まったくマイクが入らないので「これ、不良品?」と思ってしまったほどです。

それを解決するためには、伴奏音量と曲音量を小さく設定しなおす必要があります。

最初は120とかだいぶ大きな数字に設定されているので、我が家では50くらいまでさげました。

そうすると全体音量を少し大きくしても伴奏と曲の音量はそこまで大きくなりません。

しかし鍵盤音量とマイク音量は全体音量に左右されるので、曲の音は小さくてもマイク音や鍵盤音はしっかりと聞こえるようになります。

 

内蔵曲は簡単アレンジ

 

入っているクラシックの曲はほとんど簡単にアレンジされています。

和音がなくなっていたり難しいフレーズが削られていたり、とにかく小さな子供用に作られています。

大人でもまったくの初心者ならいいでしょうが、少し弾けるような人には物足りないかもしれません。

 

楽譜には載っていない曲もある

 

内蔵曲が載っている楽譜がついてくるのですが、子供用の曲で載っていないものがありました。

それは「パプリカ」と「ミッキーマウスマーチ」です。

まあ、理由はなんとなくわかりますよね(笑)

パプリカは我が家はピアノピースで持っていたのでいいのですが、楽譜がないことを知らずにパプリカ目的でLK-312を購入した人にとってはちょっとがっかりかもしれません。

それ以外のクラッシック曲はたぶん全部掲載されていました。

 

マイクはついていて正解

 

付属のマイクですが、そんなにしっかりとしたものではなく、見た目完全おもちゃです。

でも全体音量をあげればちゃんとマイクとして機能します。

ハウリングなどもありません。

うしゃこちゃんはアイドルのように歌って踊るのが大好きなので、このマイクでいつも「みんな、いくよー!」とか言って一人ステージを楽しんでいます(笑)

もはやピアノというよりはカラオケで遊んでいる感じ。

うしゃおくんも楽しく歌っているのでマイクつきは大正解でした。

 

操作が少し複雑

 

光ナビゲーションキーボード LK-312はとてもスリムになってコンパクトサイズでいいんですが、その分操作ボタンが減りました。

そのため、ぼたんひとつで簡単操作、というわけにはいかず、操作が少し複雑です。

大人でも説明書を読まないとよく操作方法がわかりません。

まだまだお子ちゃまのうしゃおくんなんかは最初「やり方がよくわからない!!」と怒っていました(^^;)

操作方法を覚えればそれほど難しくもないんですが、覚えるまでが大変でした。

 

カシオ 光ナビゲーションキーボード LK-312とLK-311を比較してみた

 

 

LK-311になくてLK-312にしかない機能は「ドレミナビ」とパソコン接続ができることです。

USBケーブルでパソコンとキーボードをつないで、市販の音楽ソフトでキーボードの音楽を鳴らしたりパソコンからキーボードにデータを送って音を鳴らすことができます。

ただしキーボードの内蔵曲は増やせないようです。

 

逆にLK-311にしかない機能は「ダンスミュージックモード」と「バーチャルホール機能」です。

DJ気分でダンスミュージックを楽しんだり、コンサートホールで演奏しているような音響効果をつけられるようです。

 

一番の違いはサイズと操作性です。

LK-311はLK-312よりサイズが大きい分、ボタン量が多いです。

そのため操作もボタンひとつ、というものが多く、比較的操作がわかりやすくなっています。

LK-312は前述した通りボタンが少ないため、操作が少し複雑です。

曲選択もジョグダイヤルになっており、曲番号がわからなくても選択が可能な反面、聴きたい曲がなかなか出てこない、ということもあります。

ただボタンがない分スリムなので小さい電子キーボードを探している人にはぴったりです。

 

あとは内蔵曲がいくつか違います。

クラッシック曲は一緒ですが、子供向けの曲が発売時期によって変わっています。

LK-311は「HUGっと!プリキュア」の主題歌が入っていますが、LK-312では「トゥインクルプリキュア」の主題歌に変わっています。

他にもLK-311ではポケモン  サン&ムーンの主題歌「アローラ!」が入っていましたが、LK-312では新しい主題歌の「キミの冒険」になっていました。

またLK-311で入っていたしまじろうの「トモダチのわお!」がなくなり、「パプリカ」へと変わっています。

あとは同じ曲でした。

 

鍵盤の数など基本的な仕様はほぼ一緒です。

LK-311は型落ちのため金額が13000円ほどまで下がっていました。

対するLK-312はだいたい20000円ちょいくらい。

我が家はケーズデンキで18000円までさげてもらいました!(ありがとうございます)

その後コジマで19000円(税込み)ほどで売っているのを見かけたので、まあ、だいたいこのあたりが今のところの底値でしょう。

 

まとめ

 

以上、カシオ 光ナビゲーションキーボード LK-312の口コミ・レビュー・感想でした。

はっきり言って「ピアノ」として買うには物足りないです。当たり前ですが。

ただし子供のおもちゃとして買うのであればこれで十分。

または大人のピアノ初心者の人の練習用にもまずはこれでいいかな、と。

ただし最終的にきちんとしたクラッシック曲を弾きたい、ということであれば最初から88鍵盤のあるものをおすすめします。

別にそこまで本格的に弾かないし、伴奏もコードで自動伴奏が使いたい、というのであればこちらの機種で十分です。

とりあえずは電気屋さんで一度試し弾きをして、弾いた感触などを試してみるといいですよ。