平凡地味令嬢と、稀代の悪役令嬢のコンビが紡ぐ、群像劇あり、クライムサスペンスあり、ミステリーにちょっぴり恋愛もありと要素盛りだくさんの注目作『#エリスの聖杯』が待望の待望のアニメ化!
— アニメ放題公式 (@animehodai) 2026年1月12日
この冬はぜひ、コニーとスカーレットのコンビを見守ってください꒰ ´͈ω`͈꒱https://t.co/CYrH9iuYG9 pic.twitter.com/SCF9XQwYiF
『エリスの聖杯』は、小説家になろうで連載が始まった小説です。
その後コミカライズされ、2026年1月からはアニメも始まりました。
物語はいきなりスカーレットの処刑シーンから始まりますが、作品冒頭で幽霊となって登場したスカーレットが「自分は冤罪だ」といった内容のことを語ります。
この記事では、本当にスカーレットは冤罪だったのか、真犯人は誰なのかを解説します。
※原作のネタバレが多く含まれますのでご注意ください。
スカーレットとは何者?
エリスの聖杯のスカーレットは、スカーレット・カスティエルという名前の公爵令嬢です。
美しい黒髪と紫色の瞳を持った美女で、圧倒的なカリスマ性があります。
当時、王太子のヘンリケと婚約していましたが、子爵令嬢(後の王太子妃となるセシリア)を暗殺しようとした罪により斬首刑になります。
高飛車で炎のような激しい気性の持ち主。
セシリアに対してはワインをぶちかましたり往復ビンタをしたりと、結構なことをやっていた模様。
ただし、暗殺は自分の仕業ではないと否定しています。
完全なる「善人」というわけではなく、態度が大きく口も悪いのですが、一本芯が通った凛々しい女性です。
スカーレットは冤罪?
スカーレットは当時ヘンリケと婚約しており、そのヘンリケと親しくするセシリアに嫉妬し、毒殺しようとしたとされています。
ただ、これは完全なる冤罪であり、スカーレットはセシリアを殺そうとしたことなどありません。
スカーレットがしたのは、みんなの目の前で堂々とセシリアに嫌がらせをしたくらい。
そもそも、スカーレットは気に食わない相手がいれば正面から突撃するタイプなので、毒殺なんてするわけがないのです。
当時もこの事件はスカーレットの仕業ではないと、何人もの近しい人たちがわかっていました。
それでも、結局スカーレットは罪をかぶせられ、処刑されてしまいます。
その裏には、複雑に絡み合う国同士の陰謀がありました。
真犯人は誰?
スカーレットの処刑にはさまざまな人物の思惑が関係しており、「この人が犯人!」と言いづらいものがあります。
では、スカーレットの処刑の裏には何があったのか、ひとつずつ見ていきましょう。
アイシャ・ハクスリーの企み
アイシャは旧スペンサー伯爵令嬢で、スカーレットの妄信的な信者です。
スカーレットの苛烈な性格に惹かれ、ずっと彼女に憧れを抱いていました。
エンリケとの婚約も「スカーレットなら当然」と考え、まるで姉弟のような2人のことを遠くから見守っていました。
しかし、そこへセシリアという邪魔者が現れます。
このままではセシリアとエンリケが結ばれてしまうと焦ったアイシャは、セシリアに毒を盛ろうとします。
ただ、殺すつもりはありませんでした。
ちょっと体を壊し、領地に帰ってくれれば・・・その程度の考えだったのです。
セシリアは姉から「ただの痩せ薬」「ちょっと体調を壊すだけ」と聞いていた薬を使ったのに、それが毒だったと知って驚きます。
そして、あれよあれよという間にスカーレットが犯人だという証拠が集まり、スカーレットは毒殺犯に。
アイシャはスカーレットが犯人ではないと知りつつ、本当のことを言い出す勇気が持てず、真実を黙り続けていたのでした。
暁の鶏<ダェグ・ガルス>の暗躍
当時、アルデバイト国内では、【暁の鶏】という犯罪組織が暗躍していました。
【暁の鶏】の後ろにいたのは、スカーレットたちが住むアデルバイドから独立したファリス帝国。
ファリスは戦争を起こし、アデルバイドを属国にしようと企んでいました。
アイシャがセシリアに使った薬は、この【暁の鶏】が広めた幻覚剤だったのです。
アドルファス・カスティエルの覚悟
アドルファスはスカーレットの父親です。
セシリアの毒殺未遂事件が起こった頃、アドルファスはファリスが「エリスの聖杯」という軍事作戦を実行しようとしていることを掴んでいました。
これは、大ファリス帝国最後の皇女の血を引くスカーレットを新王として擁立し、アデルバイドに侵攻するという計画でした。
アドルファスは国王であるエルンストと、この計画を阻止するために動いていたのですが、セシリア暗殺未遂が起こったことで、ある可能性に気づいてしまいます。
スカーレットがいなくなれば、この計画は頓挫する、と。
しかし、そんなことはできないと迷うエルンストに、父親であるアドルファスはこの残酷な決断を下します。
そして、彼らは断腸の思いでスカーレットを犠牲にすることを決めたのでした。
スカーレットの復讐はどうなる?
結局、スカーレットの復讐の相手は、エリスの聖杯に関わった人物全員だということになります。
しかし、あまりにも関係者が多すぎて、スカーレットも誰に復讐していいかわからない様子。
とりあえず「片っ端から引っ叩く」と決め、実際にアドルファスにはコニーから容赦のない平手打ちを食らわせました。
一番のきっかけを作ったアイシャは、スカーレットが手を下すまでもなく、罪悪感から自殺をはかりました。
しかし、すんでのところでそれをコニーが阻止。
その後、すべての真実を話そうとしたところ、【暁の鶏】に口封じされてしまいました。
スカーレットはその後も【暁の鶏】と関わった人物を探り、コニーと一緒に真実を追い求めて動きます。
しかし、そのせいでコニーが徐々に【暁の鶏】から目をつけられるようになってしまいました。
最終的にコニーはファリスの王太子を誘拐した犯人にされ、スカーレットと同じく公開処刑をされることに。
そこから、スカーレットは自分の復讐のためではなく、コニーを救出するために動くようになります。
まとめ
エリスの聖杯は本当に多くのキャラが登場し、それらがそれぞれ違った思惑で動き、最終的にすべてが1本の糸で繋がるような複雑なミステリー作品となっています。
そのため、スカーレットが処刑されることになった理由も複雑で、一度読んだだけではなかなか理解できないところもあります。
特に名前が横文字なので、途中で誰が誰だかわからなくなることもあるでしょう。
原作も素晴らしいのですが、頭がこんがらがる人は漫画で読んでみるのがおすすめです。
漫画は絵で登場人物の顔を覚えられますし、ところどころにコミカルな振り返り漫画を挿し込んでくれているので、これまでの内容の振り返りに役立ちますよ。
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