子育て笑い話

長男(うしゃお)と長女(うしゃこ)の二人を育児中の主婦です。子育ての日常や豆知識、子育てマンガなどを綴っていきます。

【口コミ】チャレンジタッチと紙教材、選ぶならどっち?両方使ってみた感想

ベネッセの通信教材の代表格であるチャレンジ◯年生。

子供が1年生になるときに入会を検討する人もいるでしょう。

こどもちゃれんじのしまじろうを受講しているとバンバンお知らせがくるので、子供のほうから「やりたい!!」って言い出すことも多いですよね。

我が家もそんな感じでずっとやってます。

そして、受講するときに悩むのがオリジナルスタイルかチャレンジタッチかの選択。

オリジナルスタイルは、従来通りの紙テキストでの受講です。

チャレンジタッチは、ベネッセから借りる専用タブレットでの受講となります。

我が家では上の子がオリジナルスタイル、下の子がチャレンジタッチを使っています。

両方受講してみた経験から、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。

どっちにしようか迷っているときの参考になれば幸いです。

 

チャレンジタッチのメリット

①子供が一人でできる

チャレンジタッチの大きなメリットは、なんといっても自動採点。

問題を解くと自動的に採点してくれるので、自分の解答が合っているかどうかすぐわかります。

特に漢字の自動採点は便利で、「ハネ」などの細かい間違えも指摘してお手本を赤字で表示してくれます。

すべてを自動で教えてくれるので、親が付きっきりで教える必要なし。

これ、ホント楽です!!

親が子供の勉強を見る時間がなかなか取れないというご家庭は、断然チャレンジタッチがおすすめです。

 

②赤ペンの提出が簡単

チャレンジといえば赤ペン先生ですが、子供の頃に封筒で出していた人もいるでしょう。

チャレンジタッチは赤ペンの問題を解けば、ワンタッチで提出オッケー。

めちゃめちゃ楽です。

赤ペンをしっかり忘れずに提出したい、というのであれば、オリジナルスタイルよりもチャレンジタッチのほうがいいでしょう。

 

③お楽しみがたくさん

チャレンジタッチには、ゲームをしながら学習できるお楽しみアプリがたくさん入っています。

低学年のうちはゲーム目的で、自らチャレンジタッチを開くことも多いです。

勉強だけだとモチベーションが上がらない子には、チャレンジタッチは適しているかもしれません。

 

④英語の勉強がしやすい

チャレンジタッチのタブレットでは、チャレンジイングリッシュが利用できます。

もちろん受講費を別に払う必要はありません。

チャレンジイングリッシュはオリジナルスタイルでもパソコンやタブレットがあればできるのですが、わざわざパソコンなどを開くのが面倒。

チャレンジタッチなら国語をしながらちょっとだけ英語、とかすぐにできるので、長続きしやすいです。

 

⑤プログラミングが学びやすい

プログラミングを詳しく学びたいのなら、断然チャレンジタッチです。

こちらは別料金になりますが、オプション教材でさらに詳しくプログラミングを学ぶこともできます。

紙教材のオリジナルスタイルでもパソコンなどで学ぶことができますが、英語と同じくわざわざ開くのが結構めんどくさいです。。。

 

⑥場所を取らない

チャレンジタッチのいいところは、物がたまらないところです。

オリジナルスタイルだと紙教材がどんどん積み上がっていきますが、チャレンジタッチは毎月配信なので送られてくるものがほとんどありません。

長期休みの前などにはワークが届くこともありますが、ほんの数冊です。

なので、「収納場所がない!」と困ることがなくなります。

 

チャレンジタッチのデメリット

①文字が書きにくい

チャレンジタッチは当たり前ですがタブレット上に文字を書きます。

ベネッセのチャレンジタッチは、画面に手を置いてもしっかりとタブペンだけに反応してくれる特別仕様です。

なので、紙に書くのと同じ感覚で文字を書くことができます。

が、やっぱりそこはタブレット。紙とは違う。

ツルツル滑るんですよ。

真っ直ぐ線を書こうと思っても、どうしても揺れてしまう。

ハネたくない場所でハネてしまう。

なので、国語の漢字がバツになりやすいんですよ。。。

大人の私が書いてもバツになりました(^^;)

チャレンジタッチの採点は甘い判定にすることもできるので、こちらの判定にすればなんとかマルになりました。

ただ娘は最初の頃はどうしてもうまく書けず、何回やってもバツになって泣きそうになっていました。

また、文字を書くのが苦手な子には、文字を書く練習にはなりません。

やっぱり紙で書かないと丁寧な字はかけないです。特に小さい子は。

子供に文字をしっかりと練習させたい人は、紙教材のほうがおすすめです。

 

②ゲームばかりやってしまう

チャレンジタッチのメリットでもあるたくさんのアプリですが、デメリットにもなります。

いくら勉強になるゲームとはいえ、やっぱり普通の学習も進めなければ意味がありません。

しかし、アプリのゲームのほうが楽しいので、どうしてもそっちばかりやってしまいがちです。

親がいなくても子供一人で勉強できるのが最大のメリットのチャレンジタッチですが、ずっと放置しているとゲームしかやってない、なんてことにもなります。

いくら一人でできるとはいえ、親の目の届くところでやらせて、ゲームは何分までなど決めておくのが良いでしょう。

 

③充電切れ

チャレンジタッチでは、繰り返し「終わったらすぐ充電」と案内されています。

これ、本当に大事。。。

うちはすぐに充電を忘れるため、「やろう!」と思ったときに充電切れで使えないことが何度もありました。

きっとこれからもある・・・。

せっかく子供がやる気になったのに充電切れでできず、充電しているうちにやる気がなくなるなんてことも少なくありませんでした。

チャレンジタッチを受講するのなら、こまめな充電は必須です!

 

④冊子と付録が少ない

チャレンジタッチは紙教材のオリジナルスタイルに比べ、冊子や付録の量が少ないです。

オリジナルスタイルには「わくわくサイエンスブック」や「保護者通信」などが毎月ついてくるのですが、チャレンジタッチの場合はタブレット内での配信になります。

ただ、紙のほうが断然読みやすいんですよね。

我が家では上の子がオリジナルテキストだったので、わくわくサイエンスブックの冊子版が家にあります。

下の子はタブレット内のわくわくサイエンスブックはまったく読みませんが、上の子のお古の冊子版を繰り返し読んでいます。

「本が好き!」って子には、紙教材のオリジナルスタイルがおすすめです。

また、付録がたくさん欲しいって子も、オリジナルスタイルのほうがワクワクするはずです。

 

⑤区切りがつけにくい

紙教材のオリジナルスタイルは、毎月新たな教材が届きます。

新たな教材が届くことで、「あ、◯日まで今月号終わらせなくちゃ!」「よし、◯日から◯月号だ!」などと区切りをつけやすくなります。

しかし、チャレンジタッチは何も送られてこないので、なんとなくダラダラと区切りがつけづらい感覚があります。

25日に次の月の教材が配信されると決まってはいるのですが、その配信日さえうっかりしていると忘れます。。。

スケジュール管理が苦手な人は、オリジナルスタイルのほうが計画を立てやすいかもしれません。

 

⑥反応しにくくなってくる

チャレンジタッチのタブレットは丈夫ですが、何年も使っていればもちろん劣化してきます。

反応しにくくなったら、交換が必要となります。

チャレンジタッチはタブレット保証サービスに入っていれば1年間は無償交換してくれますが(自然劣化に限り)、2年目以降は3300円かかります。(長期使用の場合は無償になることもあるそうです)

また、ベネッセに電話をして、古いタブレットを送り返すなどの手間も発生します。

 

 

オリジナルスタイル(紙教材)のメリット

①勉強に集中できる

チャレンジタッチのデメリットでも書いたように、ちゃんレジタッチはゲームに気を取られてしまうことがあります。

その点、オリジナルスタイルは余計なことができないので、勉強に集中することができます。

勉強だけに集中させたいのであれば、オリジナルスタイルのほうがいいかな、とは思います。

 

②しっかりと文字を書ける

こちらもすでに書きましたが、字が書きやすいのは圧倒的に紙教材のオリジナルスタイルです。

特に鉛筆の持ち方が下手な子や文字を書くのが苦手な子は、まずはオリジナルスタイルで勉強したほうがいいです。

ただ、時間的に余裕があれば、文字の練習は市販の別の教材で補うという手もあります。

他のメリット・デメリットを踏まえた上で考えてみましょう。

 

③ひと目で勉強の進み具合がわかる

オリジナルスタイルで私が一番助かるのは、どこまで進んでどこが間違ったかがひと目でわかることです。

紙教材はテキストをパラパラと開けば、「このページがやってない」とか、「ここが間違えてる」というのがすぐにわかります。

しかし、チャレンジタッチのほうは、子供がどこまで進めているのかいまいちわかりません。

チャレンジタッチは子供がどこまでやったとか、点数や進み具合などをメールで教えてくれるのですが、メールをいちいち読むのもめんどくさい。

また、ちょっと進み具合を確認したいときに、わざわざチャレンジタッチを開くのもめんどくさい。。。

親がしっかりと子供の勉強の管理をしたいのであれば、オリジナルスタイルのほうがやりやすいと思います。

ただ、これはあくまで私個人の感想なので、デジタルが得意な人であればチャレンジタッチでも問題なく管理できるかもしれません。

 

④毎月テンションが上がる

オリジナルスタイルのほうが冊子・付録が多いと書きましたが、子供はやっぱり自分のものがたくさん届くと喜ぶんですよね。

小さいうちは特に。

我が家は上の子だけチャレンジから毎月教材が届くので、下の子がいつも「いいな〜」とうらやましそうに見ていました。

大きくなってくるとそうでもないのですが、小さい子は教材が届くだけで「やるぞ〜!」ってテンションが上がることもあります。

このあたりは子供の性格によって選ぶといいかもしれませんね。

 

オリジナルスタイル(紙教材)のデメリット

①赤ペン提出が面倒

オリジナルスタイルの一番のデメリットは、これだと思ってます。

赤ペン出すのがめんどくさい!

オリジナルスタイルの赤ペン提出は、昔ながらの郵送かネット提出です。

ネット提出なら切手もいらず家から提出できるんですが、これが意外と面倒なんです。

まずは赤ペン提出用のアプリをダウンロードして、それで答案を撮影してネット提出します。

が、何回撮っても写真がきれいに撮れなかったり、エラーになったり。

もう、本当にイライライライライライラ・・・・。

私だけかもしれないんですが、このネット提出、本当にストレスたまります。

なので、最近はもう前みたいに郵送してます。

こっちのほうが楽。切手代かかるけど。

また、チャレンジタッチだと赤ペンが返却されると、「赤ペンが返ってきたよ」とお知らせしてくれて、簡単に見直すことができます。

しかし、ネット提出の場合はわざわざパソコンなどを立ち上げ、ベネッセの会員サイトに入る必要があります。

しかも、読み込みが遅い!(これもうちだけかもしれません)

なんかね、見直しにものすごい時間かかるんです。

なので、郵送のほうが見直しも楽。

答案をパパっと見るだけですみますからね。

とにかく、赤ペンを重視するのであれば、断然チャレンジタッチです。

 

②親が大変

赤ペンに次ぐオリジナルスタイルのデメリットは、親の負担大です。

チャレンジタッチはタブレットにおまかせなんで、さっきも書いた通りホント楽。

わからないところを教えたりはありますが、基本子供だけで勉強を進められます。

が、オリジナルスタイルは当たり前ですが親が丸付け。

漢字のハネとかはらいとか、結構忘れてる部分もあるので、低学年の問題とはいえしっかりと答えを見て確認する必要があります。

そして、間違ってたらグダグダしてる子供に解き直させて・・・とか、ほんと大変(^^;)

大きくなって子供が自分でマル付けるようになっても、けっこう適当なんですよね、これが。

マル付いてるけど間違ってるとか、しょっちゅうです。

なので、結局最後は親が確かめなきゃならない。

面倒です。。。

子供の勉強をそこまで見ていられない!って人は、チャレンジタッチのほうが絶対いいと思います。

 

③捨てる時期がわからない

オリジナルスタイルは、毎月毎月教材がやってきます。

一冊終わればもうその教材に用はないんですが、「復習するかな?」と思うとすぐ捨てるのもためらいます。

そうしているうちに、どんどん積み上がっていく紙教材・・・。

結局は復習しないまま、「もういいや」って捨てるんですけどね(^^;)

捨て時期がわからなくて、チャレンジのいろんな教材で机がぐっちゃぐちゃ、なんてこともよくある話です。

物の整理が苦手な人は、チャレンジタッチのほうがいいかもしれません。

 

チャレンジタッチとオリジナルスタイル(紙教材)比較まとめ

チャレンジタッチとオリジナルスタイルの両方を使った経験から、メリット・デメリットをまとめてきました。

自分で書いてて思ったんですが、実はオリジナルスタイルのデメリットって意外と少ないんです。

「親がめんどくさい」ってのさえなければ、そんなにデメリットってありません。

デメリットだけでいうと、チャレンジタッチのほうがいろいろあるんです。

ただ、それを上回るメリットもある、というのがチャレンジタッチが選ばれている理由かもしれません。

結局「どっちがいいの?」と訊かれると、「どっちもどっち」としか言えないです。すみません。

受講費は同じなので(小学生のうちは)、家庭の状況や子供の性格などで選ぶのが一番です。

また、チャレンジタッチとオリジナルスタイルは途中で変更も可能なので、まずかオリジナルスタイルから様子見、というのもありかもしれません。

お子さんとも話し合いながら、続けやすいスタイルを選んでみてください。