インフルエンザや風邪などで咳が続くと夜も眠れず、体力がさらに削られてしまいますよね。
特に子供が咳をしてると、親はもう心配で心配でこちらも夜も眠れず・・・なんてこともあると思います。
しかし、ただの風邪ならともかく、インフルエンザのときはむやみやたらに市販薬を飲むことができません。
そんなときは、置き玉ねぎを利用してみてはいかがでしょうか?
玉ねぎが咳止めに効果があることは以前の記事でも書きましたが、今回はインフルエンザの咳にも効果があるかどうかをまとめました。
置き玉ねぎのやり方などはこちらで紹介しているので、参考にしてください。
玉ねぎはインフルエンザの咳止めとして使える?
結論から言えば、玉ねぎはインフルエンザの咳止めにも効果があります。
正月早々娘とインフルエンザにかかって寝込みましたが、熱が下がった頃に徐々に娘の咳がひどくなってきました。
痰がからんだゲホゲホとした咳で、苦しくてなかなか寝つけなかったようなので、枕元に切った玉ねぎを置くだけの「置き玉ねぎ」を試してみました。
すると、娘の咳はピタリと止まり、10分もしないうちにスースーと寝始めました。
息子はいつも30分くらい時間がかかってたので、あまりの即効性にこちらもびっくり。
娘はそのままぐっくりと朝まで寝て、次の日は元気にお目覚めしました。
もちろん玉ねぎは咳を「治す」わけではなく咳を一時的に「止める」だけなので、起きればまた咳は出ます。
しかし、夜寝るときだけでも咳が止められるというのは、とてつもなくありがたいものだと思います。
これまで我が家では風邪とアレルギーのときの咳止めに玉ねぎを使っていましたが、インフルエンザでも変わらずに効果がありました。
玉ねぎはなんで咳止めに効くの?
切った玉ねぎを枕元に置くだけで咳が止まるのは、玉ねぎに含まれている「硫化アリル」という成分のおかげのようです。
硫化アリルは、玉ねぎを切ったときにツーンとくるあの刺激臭の元ですね。
この硫化アリルに咳や痰を鎮める効果があるそうで、枕元に置いて直接この成分を吸い込むことで咳止めの効果が出るんですね。
また、硫化アリルには気持ちを落ち着かせる成分も入っており、穏やかな眠りへと導く働きもあるといわれています。
玉ねぎの咳止めに副作用はある?
玉ねぎを枕元に置く民間療法には、副作用というものはありません。
普通に食べられる野菜を置いておくだけなのですから、副作用がないのも当然ですよね。
デメリットとしては、部屋が玉ねぎ臭くなるのと、玉ねぎを置いたままずっと起きてると少し目が痛くなるくらいです。
部屋の玉ねぎ臭さは昼間に換気すればすぐに気にならなくなりますし、玉ねぎを置いたらすぐに寝てしまえば目も痛くならなくてすみます。
夏場だけはゴキブリの発生が心配になるかもしれませんが、我が家では置き玉ねぎのせいでゴキブリが増えたということはありませんでした。
冬場はゴキブリもそれほど出てこないと思うので、安心して使ってください。
まとめ
我が家で効果てきめんの咳止め方法である置き玉ねぎ。
インフルエンザでもまったく問題なく使えました!
子供は療養期間が終わっても夜中だけ咳き込む日々が続いてますが、玉ねぎのおかげで毎日快眠できています。
もちろん体質的に効果があまりない人もいるかもしれませんが、だからといって病状が悪化することはないので、咳がひどいときは一度試してみてはいかがでしょうか?