漫画好きmamaのつぶやき

長男(うしゃお)と長女(うしゃこ)の二人を育児中の主婦です。子育ての日常や豆知識、好きな漫画やアニメについて語っています。このサイトはアフィリエイトを利用しています。

【スパイファミリー】ヘンダーソン先生とマーサの関係は?2人は結婚していた?

 

エレガント先生ことヘンダーソンは、スパイファミリーにおいて欠かせないサブキャラです。

スパイファミリーの原作では、ヘンダーソンとマーサの過去が明らかとなり、大きな反響を読んでいます。

一体2人の過去には何があったのか、2人は結婚したのかなど、ヘンダーソンとマーサの関係についてまとめていきます。

 

 

ヘンダーソンとマーサの初対面は何巻何話?

 

ヘンダーソンとマーサは、スパイファミリーの序盤から登場していたキャラです。

特にヘンダーソンはイーデン校の面接で読者に強烈なインパクトを与え、それから人気キャラとして定着しました。

マーサはベッキーの世話係として登場し、登場回が増すごとにファンも増えていきました。

そんな2人が実は知り合いだったとわかったのは、スパイファミリー11巻の72話です。

スパイファミリー11巻の72話は、バスジャック事件の真っ只中です。

アーニャやベッキーが乗ったイーデン校のバスが赤いサーカス団の残党に乗っ取られ、関係者が現場に駆けつけます。

そのときにヘンダーソンとマーサは顔を合わせ、お互いのことを「ヘンリー」「マーサ」と親しげに呼び合いました。

このことから、2人はかつての恋人ではないのか、マーサはヘンダーソンと結婚していたのではないか、などさまざまな考察が飛び交いました。

しかし、この時点では2人の関係はこれ以上明かされず、どういった知り合いなのかはわからずじまいでした。

そして、まだ単行本になっていない話で、ついに2人の過去が判明したのです。

では、ヘンダーソンとマーサは一体どのような関係なのかを、詳しく見ていきましょう。

 

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ヘンダーソンとマーサの関係

 

ヘンダーソンとマーサの出会い

 

ヘンダーソンとマーサは、同じイーデン校の生徒でした。

年齢は違うため、ヘンダーソンのほうが先輩に当たります。

ヘンダーソンが11年生(高校1年)のとき、マーサは中等部の8年生に奨学生として編入してきました。

マーサは新年度パーティーの余興でバレエを披露し、ヘンダーソンはそれを見て「エレガント」と拍手を送ります。

これが、ヘンダーソンの「ファーストエレガント」だったそうです。

当時のヘンダーソンはインペリアルスカラーで、特権として始業前のティータイムを許されていました。

ヘンダーソンは偶然通りかかったマーサをお茶に誘い、それからは始業前に2人でお茶を楽しむのが日課となります。

マーサは徐々にヘンダーソンに恋心を抱くようになりますが、ヘンダーソンのほうが彼女の気持ちにも自分の気持ちにも気づきません。

マーサは告白ができないままヘンダーソンは卒業してしまい、彼女の恋は一度ここで終わりを告げます。

 

ヘンダーソンとマーサの再会

 

マーサが13年生になったとき、ヘンダーソンは史学の教師となりイーデン校に戻ってきました。

一度途絶えたはずのマーサの恋心が、再び燃え上がっていきます。

ヘンダーソンはまだ大学にいるはずの年齢でしたが、戦争による人手不足で修了期間が早まったのでした。

インペリアルスカラーとなってお茶会を引き継いでいたマーサは(サボリ気味だったが)、今度は自分がヘンダーソンにお茶をふるまい、また以前のように2人でお茶を楽しみます。

しかし、幸せな日常は長くは続かず、マーサが入団するはずだったマーロフバレエ団が爆撃を受け、マーサの夢は絶たれました。

その後、マーサは国防婦人軍に志願し、卒業パーティーに軍服で参加します。

そして、自分の想いを伝えるため、ヘンダーソンにダンスを申し込むのでした。

 

戦争に引き裂かれるヘンダーソンとマーサ

 

マーサが意を決してヘンダーソンに想いを伝えようとしたとき、学校に警報の鐘が鳴り響きます。

マーサとヘンダーソンは他の生徒や教師たちとともにシェルターに避難しますが、そこで警報が誤報だったことを知ります。

卒業パーティーは中止となり、マーサは告白の言葉を飲み込んだままイーデン校を卒業します。

その後、婦人軍へ入ったマーサは、訓練中の合間をぬってヘンダーソンに手紙を書くようになります。

2人は文通を続けますが、戦況の悪化とともに手紙の頻度も減っていきます。

この頃には、ヘンダーソンはマーサの手紙を待ち望むようになっていました。

さらに戦況が悪化したある日、マーサたち婦人軍は前線への志願を強制されます。

マーサはヘンダーソンへの最後の手紙に、「あなたに会いたい」と書き、ヘンダーソンも泣きながら「私もだ」という言葉をもらします。

ここまできて、ヘンダーソンはようやく自分の気持ちに気づいたのでした。

その後、ヘンダーソンはマーサたちの部隊が壊滅したことをラジオで聞き、ひどく荒んでしまいます。

それでも未来のために教師を続けたヘンダーソンでしたが、戦争が終わってもマーサは帰ってきませんでした。

そして、ヘンダーソンは親からの命令で見合いをし、マーサへの想いを封印して他の女性と結婚したのでした。

 

マーサのその後

 

一方、前線に出たマーサは、ブラックベル社の大砲の影にいたおかげで、爆風の直撃を免れることができました。

逃げ出す仲間を上官が銃で撃つという地獄の中なんとか生き延びたマーサは、味方とはぐれて敵地をさまよいます。

途中で敵兵に見つかってしまったマーサは、反撃するも体を銃で打たれ、そのまま川へ落ちてしまいました。

それでも命を落とさなかったマーサは、西国(ウェスタリス)のアナベルという女性に救われます。

マーサはアナベルのおかげで回復し、彼女の優しさに感謝しながら東国(オスタニア)を目指すのでした。

 

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ヘンダーソンとマーサは結婚できなかった

 

マーサが自分の想いを伝える勇気が出なかったことと、ヘンダーソンが自分の気持ちに気づくのが遅かったことで、2人の恋はすれ違ってしまいます。

そして、戦争が2人を引き裂き、結局ヘンダーソンはルシアという別の女性と結婚してしまいました。

マーサが戦争から帰ってきたのは、なんとヘンダーソンが結婚してからわずか1ヶ月後!

もう少し早く帰ってきていれば・・・と、戦争を恨まずにはいられませんね。。。

マーサはヘンダーソンの結婚を知って心が粉々に砕け散りますが、ヘンダーソンの妻であるルシアのおかげでバレエの舞台に立つことができます。

そして、ようやく「生きている」という実感を取り戻すことができたのでした。

ヘンダーソンは親の言いつけで仕方なく結婚しましたが、ルシアのことは心から愛していたようです。

そして、マーサはそんな誠実なヘンダーソンを好きだった自分を誇りに思い、彼とは友人関係を続けてきたのでした。

ルシアは15年も前にすでに亡くなっており、ヘンダーソンは今は独身であるようです。

そのため、独身同士であるヘンダーソンとマーサは、これから結婚しようと思えばできるはずです。

しかし、この2人が今後恋愛関係になることはないでしょう。

きっとヘンダーソンは今でもルシアのことを愛しているし、マーサもそんなヘンダーソンのことを好きでいると思われるからです。

 

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スパイファミリーのヘンダーソンとマーサの関係まとめ

 

スパイファミリーのヘンダーソンとマーサは、両思いにも関わらず戦争に引き裂かれたという切ない過去を持っていました。

ヘンダーソンが実は他の女性と結婚していたことにも、ちょっとびっくりしましたね。

マーサがヘンダーソンの結婚を知って失恋が確定したときの描写は、もう読んでいるこちらまで胸が痛くなるようで・・・。

話を聞いていたベッキーとともに、「イヤぁああああ!」と叫んでしまった読者も多いのでは?(^^;)

 

97話から長い時間を使って丁寧に描かれたヘンダーソンとマーサの過去編は、102話でようやく終わりを迎えました。

思った以上に切ない話に、何度胸がぎゅっとしたことでしょう。

主人公たちはまったく出てこないエピソードですが、ぜひアニメで見たいですね。