— 遠藤達哉 (@_tatsuyaendo_) 2024年9月5日
アーニャは『スパイファミリー(SPY×FAMILY)』に出てくるかわいい女の子。
超能力者であることは冒頭から明かされていますが、どうして超能力者になったのか、両親はいるのかなど出生に関することや過去は謎に包まれています。
この記事では、スパイファミリーのアーニャの正体や過去について、これまで出てきた伏線や謎をまとめていきたいと思います。
アーニャの正体についてわかっていること
アーニャについてわかっていることといえば、孤児院に来る前はどこかの研究室にいたことと、そこで「被検体007」と呼ばれていたことくらいです。
現在は頭にツノのようなものをつけていますが、その当時は頭にお団子を結っているだけでした。
アーニャはイーデン校の1年生で、年齢も一応「6歳」となっていますが、この年齢に関してもはっきりしていません。
アーニャはロイドに引き取ってもらうために年齢を詐称した可能性があり、実年齢は4〜5歳である可能性が高いです。
産まれた場所や両親など、出生に関するものはすべて謎に包まれています。
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アーニャの正体に関する伏線
伏線①プロジェクト<アップル>
スパイファミリーの中には、プロジェクト<アップル>という軍事作戦名が出てきます。
これは東国(オスタニア)の旧政権下で行われていた非人道的な実験であり、今では廃止されているといわれています。
しかし、74話でハンドラーが「プロジェクト<アップル>は当時の研究チームの一部が残存している可能性が出てきた」と述べており、どうやらまだ作戦は継続中のようです。
アーニャはこのプロジェクト<アップル>の被検体である可能性が高く、人体実験により超能力を身に着けたのではないかと考えられます。
伏線②古語が得意
アーニャは勉強が苦手で、テストでは赤点を取るほどです。
しかし、古語だけは得意で、テストもスペルミスさえなければかなりの高得点を取れていました。
このことから、ロイドはアーニャが古語を使う国の生まれではないかと推測します。
古語を共通語としている国は少ないようなので、もしこの推測があっていればかなり絞られそうです。
伏線③キメラ隊長
キメラ隊長は、アーニャが孤児院にいた頃から持っているぬいぐるみ。
寝るときもいつも一緒にいるキメラさんは、アーニャにとってとても大事なものであると思われます。
もしかしたら本当の親からもらったものだという可能性もありますが、キメラさんがアーニャがどうやって手に入れたのかはわかっていません。
また、キメラは異なる遺伝子情報を持つ細胞が混じった状態や、そのような生物のことを指しており、アーニャが混血であるという伏線になっているとも考えられます。
伏線④アーニャのスペル
スパイファミリーの番外編では、アーニャの名前の謎に迫るエピソードが出てきました。
アーニャは自分の部屋に名前プレートを飾るとき、最初は自分の名前を「ANIA」と記します。
しかし、ロイドにスペルが違うと指摘され、「ANYA」と書き直しました。
このときアーニャは、ロイドに何か言いたそうにしつつ、結局は何も言わずに素直にスペルを修正します。
このエピソードは、アーニャが自分の名前を「ANIA」と書く国で育ったという伏線になっていると考えられます。
「古語が得意」という伏線とも絡んでおり、アーニャの出生の秘密に関わる伏線になっているといえるでしょう。
伏線⑤ママ
アーニャはイーデン校の面接で、スワンから意地悪な質問をされ「ママ・・・」と泣き出してしまいました。
このシーンから、アーニャは本当の母親を覚えていることがわかりました。
その後、111話でついにアーニャのママが登場。
顔はしっかり描かれていませんでしたが、アーニャと同じ病院着のようなものを着ていたことから、同じ研究施設にとらわれていたのではないかと考えられます。
また、アーニャママもアーニャと同じく頭にお団子を結っており、これが手術痕を隠すものではないかといわれることもあります。
111話ではママとアーニャが言葉なく意思疎通しているような描写が見られ、アーニャママも心が読める超能力者であった可能性が出てきました。
ただ、ママがその後どうなったかはまだわかっておらず、アーニャが面接で泣いた理由についても不明です。
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まとめ
スパイファミリーのアーニャの正体や過去については、これまでにさまざまな伏線が登場しています。
話の中で唐突に重大な事実が発覚することもあり、油断ができません。
スパイファミリーは基本的にコメディ漫画ですが、アーニャの過去はおそらく明るい話にはならないでしょう。
もしかしたらいずれはロイドの過去編のように、シリアスな長編エピソードとして描かれることもあるかもしれません。
それでも今はフォージャー家の一員として幸せなアーニャ。
この幸せがいつまでも続いてほしいですね。
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