漫画好きmamaのつぶやき

長男(うしゃお)と長女(うしゃこ)の二人を育児中の主婦です。子育ての日常や豆知識、好きな漫画やアニメについて語っています。このサイトはアフィリエイトを利用しています。

【忘却バッテリー】第177話あらすじネタバレ・感想

 

2025年6月26日更新の、忘却バッテリー第176話のあらすじネタバレ・感想をまとめます。

第176話のあらすじネタバレ・感想はこちら

 

第177話

 

要の熱いプレーで会場は大盛り上がり。

そんな中登場したのは4番の藤堂。

しかし、監督は桐島が必ず抑えると確信していました。

1球目はアウトローギリギリのストレート。

2球目もストレートで藤堂を追い込みます。

 

そんな中、桐島はなぜ自分が東京の高校でエースをやっているのかと自問していました。

桐島が中3の頃、弟の夏彦ほどではなくとも、彼にはいくつかの高校からスカウトが来ていました。

地元の関西からもスカウトがあったのに、最終的に選んだのは東京の氷河高校。

スカウトマンたちはみんな桐島の変化球や制球力に目をつけ、そこを褒めてきました。

桐島自身そこは自分でも自信のあることだったので、笑顔でお礼を言っていたのですが・・・。

ある日やって来た氷河の監督は違いました。

「キミほどのストレートピッチャーを見たことがない」と言われた桐島は、監督のことを「アホ」だと感じます。

桐島は皮肉交じりに「中2にして本格ストレートピッチャーをご存知ない?」「僕の弟の夏彦クン言うんですけど(笑)」と言うと、監督は「もちろん知っている」と答えつつ、桐島の強みは変化球だと言いました。

この言葉にスーッと頭が冷えていく桐島。

彼は内心で「最初から期待させんな」とボヤキつつ、席を立とうとします。

桐島も本当はピッチャーとして剛速球を投げることに憧れていましたが、自分にはそれが向いておらず、隣にはパワーピッチャーの逸材である弟がいました。

桐島はストレートピッチャーに憧れつつも、夏彦との勝負から逃げ、自分なりの武器で戦ってきたのです。

そんな桐島に、監督は「回転をかけるのがうまいということはストレートが得意ということ」と告、ストレートはフィジカルだけではないと言います。

桐島はその言葉に反論しますが、監督はストレートも回転数が命だと桐島に教えました。

続けて、桐島の球速はまだ伸びると熱心に語り、可能性を見出した桐島は氷河で自分を試すことにしたのでした。

 

一方、藤堂は3球目の低めストレートを無理やり当て、ファール。

桐島の球はキレは良いが、速さだけなら清峰のほうが上でした。

徐々に桐島の球に慣れてきた藤堂を見て、要も次は対応できると確信。

次はスライダーで来ると予想しますが、藤堂は桐島がプライドをぶつけてストレートを投げてくると予想。

そして、桐島が投げたのは3年間ずっと磨き続けてきたスピンストレート。

その早さに藤堂は追いつけず、三振となりました。

桐島の最後の球速は時速149キロ。

 

監督から自分の可能性を示された桐島は、「いいんですか?俺ストレートを諦めんでも」とポツリ。

すると監督は「当然だ!」と大声で宣言し、激しく桐島を誘います。

桐島は泣きそうになりながらも「うっさいわ〜」と監督の手を払い除け、「やっぱアンタ、ホンマアホやわ」と笑うのでした。

 

続くバッターの清峰を、時速150キロの球でねじ伏せた桐島。

これには要も驚愕。

監督はベンチで「当然だ!」と大盛りあがりし、桐島は150の大台に乗ったことを「めっちゃ気分ええやん」と喜びました。

 

感想

 

桐島さん神回をずっと書き忘れてたんですが・・・。

まさかの背番号シリーズ、ここで桐島さんが来るとは〜〜〜!

小手指メンバーの背番号は重い話ばっかだったけど、桐島さんの背番号はそれと対比するように明るい白。

桐島さんはこれまでずっと自分をごまかしてきた感があるから、「自分で決めた不可能を可能にできるのは自分だけ」っていう言葉と、希望に溢れた後ろ姿に感動して涙が出てきました。

自分の身近に才能を持った人間がいると、どうしたって諦めちゃいますよね。

あいつにはかなわないって。

でもそんな桐島さんを救い出してくれたのが、氷河の監督だったんですね・・・。

氷河の監督は登場がかなり遅かったけど、こんな素晴らしい人だったんだんてね。

まあ、他の監督同様めっちゃクセ強いけど(笑)

それにしても、桐島さんの「やっぱアンタアホやろ」が愛に満ちてていいなぁ。

 

小手指には勝って欲しいけどさ、もうこの大会だけは桐島さんを応援しちゃうよ。

こんな回想見せられたらさ〜。

甲子園行って弟にスピンストレート見せつけてほしいなあ。

 

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