子育て笑い話

長男(うしゃお)と長女(うしゃこ)の二人を育児中の主婦です。子育ての日常や豆知識、子育てマンガなどを綴っていきます。

英語で子育てのコツ 親子で楽しく英会話

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小学3年生から外国語活動も始まるようになり、英語養教育は年々低年齢化してきています。

そんな中「我が子に英語を教えたい!」と願う親御さんも多いですよね。

しかし私たち親世代は中学から高校まで6年間英語を学んだと言っても、あまり実用的ではない英語しか習ってきませんでした。

もちろん努力して英語を話せるようになった人もいるでしょう。

しかし多くの親は「私はまったく英語が話せない」という人だと思います。

かく言う私もその一人です。

自分はまったく英語ができないが我が子には英語を教えてあげたい。

そう思った私は親子で英会話を楽しむ方法を模索して、色々と実践してきました。

その甲斐あって、現在3歳のうしゃこちゃんは英語が大好きで、自分からすすんで英語を話したり英語の本を読んだりしています。

そこで今回は、私が日々実践してきた親子で英語を楽しむコツを紹介していこうと思います。

 

 

0歳から英語になじませる

 

 我が家ではうしゃこちゃんがお腹にいる時からずっと英語の音楽を聞かせていました。

お腹にいる時の効果はさほどわかりませんが、生まれてからもずっと英語を聞いてきたことで、英語の音に親しみを感じるようになってくれました。

生まれてすぐに英語になじませることには色々な効果があります。

 

英語の発音を聞きとれるようになる

 

これには色々な説があるのですが、小さい頃から英語の音を聞いていれば英語の音を聞き取りやすくなることは確かです。

日本語が確立してからでも遅くない、という説もありますが、逆に生まれてすぐに聞かせたからといって早いということもありません。

実際うしゃこちゃんは、英語と日本語を話す時の発音がまったく違います。

無意識に使い分けているようです。

私には正確な英語の発音はわかりませんが、言葉がまだ不明瞭な時期でも「あ、今のは英語だな」というのがわかりました。

 

英語に対して抵抗感がなくなる

 

生まれてすぐに英語を聞いていると、この「抵抗感」というのがまったくなくなります。

英語も日本語もまったくへだたりなく使えるようになるのが最大のメリットです。

2~3歳からでも英語を学ぶのは遅くありませんが、子供によっては英語を話すことそのものを「恥ずかしい」と感じたり、抵抗感を示す子が少なくありません。

すでに英語は日本語とは違う言語だと理解して、間違えるのを嫌がったり恥ずかしがったりしてしまうのです。

しかし0歳から英語を身近で聞いていると、英語も日本語も分け隔てなく、同じように使うことができるようになります。

 

日本語を話せなくならないか?

 

生まれてからすぐに英語の音を聞かせることには賛否両論あり、否定的な意見もあります。

そのうちのひとつが「日本語の理解が遅れる」ということです。

確かにそれ自体は否定しません。

我が家のうしゃこちゃんも英語を理解できるようになる代わりに、一時期日本語が理解できていないようなこともありました。

しかし、これはそこまで心配することもありません。

ここは日本です。

周りには日本語があふれています。

もし家でお母さんと二人きりで、お母さんも日常的に英語を使っていて、他の人とまったく接しない生活を送っている、というような環境だとさすがにまずいでしょう。

しかしお母さんが普段は日本語を使っていて、お父さんとも日本語で会話をしていて、外に出れば他の人が日本語をしゃべっているのを聞いているような環境であれば、少しくらい遅れても必ず日本語は理解します。

うしゃこちゃんは現在3歳で幼稚園にも通っていますが、先生の言うこともきちんと理解して集団生活を送れています。

 

お母さんが普段から英語を使う

 

 英語のCDを聞いているだけでは英語の言葉そのものを理解することはできません。

一番影響が大きいのはやはり普段からお世話をしているお母さんです。

(もし日常的にお世話をしているのがお父さんなら「お母さん」を「お父さん」に書き換えてお読みください)

 

英語で赤ちゃんに語りかけよう

 

一日中ずっと英語で話す必要はありません。

必要はないし、そんなことできない人のほうが多いですよね(^^;)

ただ一日のうちで、少しずつ英語を取り入れてみればいいんです。

昔で言う「中学生レベル」の英語でかまいません。

発音も完璧でなくてかまいません。

そもそも、日本人で完璧に英語の発音ができる人なんてそうそういませんしね。

ただ英語っぽい発音で、赤ちゃんへの語りかけを英語にしてみましょう。

 

どんな語りかけをすればいいの?

 

まずは簡単な挨拶からやってみましょう。

 

簡単な挨拶の英語例

Good morning. Did you sleep well? 

「おはよう。よく眠れた?」

See you. 

「またね」

Thank you.

「ありがとう」

Here you are. 

「(おもちゃなどを渡して)どうぞ」

Good night. Sweet dreams. 

「おやすみ。いい夢見てね」

 

簡単な英語ばかりですよね。

挨拶がスラスラ言えるようになったら次は赤ちゃんのお世話を英語で口にしてみましょう。

 

お世話の簡単な英語例

Let’s change your diaper. 

「おむつをかえようね」

Let’s burp. Wow, big burp. Good girl/boy. 

「ゲップしようね。わあ、大きなゲップ!いい子ね」

Open wide. 

「お口あーんして」

Are you hungry? 

「お腹すいた?」

Are you sleepy? 

「眠い?」

 

このような感じで、ちょっとずつ使えるフレーズを増やしていきましょう。

最初は丸暗記でかまいません。

使っていくうちに自然に英語が口にできるようになったり、色々と応用がきくようになりますよ。

 

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 英語で楽しく遊ぼう

 

 何より大事なのがこの「楽しく遊ぶ」です。

いくら親が英語を教えようと思っていても、子供が嫌がっていては意味がありません。

無理強いすると逆に英語が嫌いになってしまいます。

そうならないためにも、まずは「英語が楽しい」と思ってもらうことが大事です。

 

一緒に英語の歌を歌う

 

歌は一番とっつきやすいですよね。

意味がわからなくてもいいので、親子で英語の歌を歌ってみましょう。

一緒にダンスも加えるとさらに楽しくなります。

特に「大きな栗の木の下で」や「キラキラ星」など、日本語でもよく歌われている歌を選ぶと、親も一緒に歌ったり踊ったりしやすいでしょう。

 

遊びの中に英語を混ぜる

 

赤ちゃんが遊べるようになってきたら「ほら、電車だよ。Train!」「赤いボールだね。Red boll」のように、日本語と一緒に英語も混ぜてあげましょう。

そうするとだんだんと単語を覚えるようになっていきます。

また少し大きくなってきたら「I’m hungry. A donut, please.」というように英語でお店屋さんごっこをしたり、少しずつフレーズを増やしていってみましょう。

 

英語の絵本を読んであげる

 

最近では図書館でも英語の絵本が置かれています。

そういったものを利用して、小さい子向けの英語の絵本を読んであげましょう。

英語の絵本は探せばたくさんあるので、気に入ったものがあればもちろん購入したってかまいません。

絵本を読むことでその英語がどういう意味なのかが理解できるようになり、また知らないうちに英単語のスペルを覚えることもできるようになります。

 

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まとめ 

 

うしゃこちゃんはそろそろ4歳ですが、日本語でしゃべったり英語でしゃべったり、どっちの言語もわけへだてなく使っています。

私のことも日本語だと「お母さん」とか「ママ」だけど、英語でしゃべる時はちゃんと「Mommy」になるのが面白いところです。

「お母さ~ん、どこ行っちゃったの~? Mommy,where are you?」と、なぜか日本語と英語の両方でよく私のことを探しています(笑)

ここまで英語が続いているのも、やはり「英語が好き!」というところが大きいと思います。

「子供に英語を教える」のではなく、ぜひ親子で英語を楽しんでみてください。