子育て笑い話

長男(うしゃお)と長女(うしゃこ)の二人を育児中の主婦です。子育ての日常や豆知識、子育てマンガなどを綴っていきます。

朝の支度が遅い子供に試してほしい3つの方法

小学生くらいになると朝の支度も親の手伝いなしに自分でできるようになります。

親としては「やれやれ一安心、これで仕事も減るわ」なんて思うものですが、実際はそんなこともないんですよね。

「自分でできる」と「自分からすすんでやる」はイコールではありません。

親にとってはこの「できるのにやろうとしない」状態が一番イライラするものなんですよね。

「早く起きて!」「さっさと着替えなさい!」「ご飯食べて!」「歯磨きしたの!?」なんて、毎朝毎朝逐一指示を出していませんか?

我が家では常に私の小言が飛び交っている状態です。

しかし怒ってばかりでは、私も息子も朝からストレスMAX状態です。

どうにかこの負のスパイラルから抜け出せないものかと、息子が朝の支度を自らすすんでやるようになる方法をいくつか考えだしました。

今回はその方法を紹介していこうと思います。

 

 

朝の支度競争

 

うちのうしゃおくんは競争が大好きです。

そして負けるのが大嫌い。

なので、朝の支度もすべて競争にしてしまうとものすごい勢いで動き始めます。

とは言え、朝は忙しいので親の方もいちいち競争に付き合っていられませんよね。

そこで私が実践したのは「競争の実況中継」です。

 

労力の少ない実況中継

 

やり方は簡単です。

まずは架空の競争相手を作りだします。

我が家の場合は息子の大好きなマリオのキャラを相手に想定します。

「第1のコース、ヨッシー。第2のコース、マリオ。第3のコース、うしゃお。さあ、お着替え競争スタートしました!おっと、ヨッシーがスタートダッシュをきったー!」

というように、好き勝手に実況を始めます。

すると乗せられやすいうしゃおくん、急いで着替えを始めます。

着替えだけでなく朝ごはん、歯磨き、なんにでも使えます。

 

最後は子供に勝たせよう

 

ここでワンポイントアドバイス

実況は自由に好きな言葉でしていいのですが、大事なのは最後には必ず子供に勝たせること

負けるとやる気をなくして余計に行動が遅くなります。

私の場合は「おっと、ヨッシーが転んだぞー!うしゃお、ここで抜かしたー!」というように相手をわざと転ばせたり失敗させたりして、子供が最終的に勝つように実況します。

すると子供も気分よく朝の支度を終えることができます。

このやり方のいいところは、とにかく口を動かすだけでできるところです。

朝ごはんの支度をしながらでも、下の子のお世話をしながらでも、適当に実況中継をしていればいいだけなので楽に実行することができます。

 

ミッションを作る

 

これはゲーム好きな子には効果があります。

朝の支度をゲーム風にミッションにしてしまって、ミッションクリアをしていくというやり方です。

 

ゲームの世界を体現させよう

 

まずはミッションを考えます。

我が家の場合は「ミッション1 起きたら顔を洗う」「ミッション2 着替える」という感じで、朝の支度をする順番にミッションを作っていきました。

ミッションを作ったらそれを紙に書いて部屋の中に張ります。

大きな紙に書いて目に入りやすいところに張ると効果的です。

そうして最終的に家を出る時間までにミッションをすべてクリアしたら「ミッションコンプリート」です。

我が家ではコンプリートしたところで何もご褒美などは設けませんでしたが、もし可能なら「ミッションコンプリートしたら、おやつに飴玉をひとつおまけ」というように、ちょっとしたご褒美をつけるとさらにやる気が出るでしょう。

 

とにかく褒めめちぎる

 

 ちょっと心に余裕がないとできない方法ですが、子供にはまったくストレス与えないやり方です。

子供の支度が遅かった時に怒るのではなく、逆にとにかく褒めちぎるのです。

「ダラダラしてる子供をどうやって褒めるの!?」と思いますよね。

そう思うのも当然です。

ではどうすればいいのか具体的に見てみましょう。

 

無理矢理にでも褒める!

 

まずは子供が全然支度をしないようなら子供に近づいてこう言います。

「あれ?うしゃおくん、どうしたの?うしゃおくん、本気出すとすごい早いのに。本気出したうしゃおくんってすごいよね、ぱぱっと支度すませちゃって!ほんとかっこいい!」

というように、今現在ダラダラしている子供ではなく、さっさと支度をする子供のことを「すごい!」と褒めます。

もちろん言葉は違ってもいいのですが、とにかく「君は本当はすごいんだよね!」というニュアンスで褒めてあげます。

するとうちのうしゃおくん、ガバっと起き上がって「今から本気出す!」とめちゃめちゃ素早く動きだします。

 

棒読みにならないように気を付けよう

 

この方法の注意点は「心をこめて褒める」ということです。

棒読みで「すごいよねー、すごいすごい」みたいに言っても子供の心には響きません。

もう「私は女優!」と思って心から褒めちぎってあげましょう。

 

 

いかがだったでしょうか。

以上、我が家の子供に効果があった3つの方法です。

ちなみにこの方法は幼稚園から小学校低学年くらいまでの子供向けのやり方です。

大きい子だと「何やってんの?」みたいな冷めた目で見られるかもしれません(^^;)

また息子に対して考えた方法なので、女の子よりは男の子向けです。

そのあたりを考慮いただいた上でお試しいただけたらと思います。

 

少しでも子供の遅い朝の支度に悩んでいるお母さんの参考になれば嬉しいです(^^)