東進の全国統一中学生テスト、2回目(10月)の受験が先日終了しました。
1回目の受験に引き続き、今回も東進全国統一中学生テストの難易度や受けてみた感想などをまとめていきます。
前回のレビューはこちら
申込みから受験まで
前回も書いたように、申込みは東進のwebサイトから行います。
会場検索もwebで簡単にできるので、自宅から一番近い会場を選ぶといいと思います。
家の近くに会場があれば、子供1人で行けるので便利ですよ。
申し込むと、試験日近くに電話がかかってきます。
今回もしっかりと電話がかかってきました。
前回はだいぶ丁寧に説明してくれましたが、今回は2回目ということもあり、サラリとした説明だけでした。
前回と違ったのは、電話と同時にメールも届いたことです。
メールに詳細が書いてあったので、電話はサラリだったとのかな、とも思います。
何はともあれ、持ち物は筆記用具のみでOK。
受験票は会場で受け取る方式なのは前回と変わらずでした。
前回の息子の話では、他の子たちは参考書持ってきて読んでたらしいです。
だから今回は息子に「参考書持ってく?」と聞いたら、あっさり「いらない」と。
ああ、そうですか(^^;)
一応ペットボトルのお茶を持たせましたが、こちらも一口も飲まずに持って帰ってきました。。。
東進全国統一中学生テストの難易度
前回は難易度について「難しい!」と書きましたが、まあ難しいことに変わりはなかったです(笑)
今回は、どの教科がどの程度難しいか、ちょっと詳しく難易度にいついて触れていこうと思います。
数学
数学は、「基礎」「標準」「難関」の3つの分野に分けられています。
それぞれ時間が決められていて、その時間内に解く必要があります。
基礎 10分
標準 25分
難関 25分
こう見ると、基礎の時間短いのわかりますよね。
のんびりやってると、あっという間に時間なくなります(^^;)
基礎は確かに簡単なんですが、それでも学校の試験の「ちょっと難しい」レベルの問題だと思います。
ただの計算問題にしても、「3×(-2)」なんて基本中の基本問題はまず出ません。
一番簡単な問題でも、「(-3)²×(-3)+5」みたいなちょっと複雑な問題が出ます。
(実際に出た問題じゃありません。私が適当に作りました)
標準レベルだと、計算に分数が入ってきたり応用問題が増えてきます。
グラフや図を使った問題が多いです。
難関レベルはもう、ただ「計算しろ」って問題はありません。
すべて文章問題とか、グラフや図から読み取れとか、そんな問題ばかりです。
以前も書きましたが、難関中学受験レベルの問題だと思います。
さて、続いて今回の数学の出題範囲ですが。
基礎
①小問集合(数と式、方程式、データの活用)
②小問集合(比例と関数)
③小問集合(図形)
標準
①小問集合
②1次方程式とその応用
③比例・反比例のグラフとその応用
難関
①小問集合
②1次方程式とその応用
③空間図形
でした。
息子の学校、まだ関数・比例あたりまでしかやってなかったので、図形は勉強せず行きました。
なので、図形は全滅。。。
基礎の図形問題は、おそらく学校で習う知識でいけます。
けど、難関の図形は、学校でやってても無理でしょうね〜。
もう、あれは「できなくて仕方ない」って諦めがつきました。
国語
国語も「基礎」「標準」「難関」で分かれています。
時間配分も一緒。
基礎 10分
標準 25分
難関 25分
です。
息子、基礎をのんびりやっていたら時間なくなったらしく、残り5問くらいを30秒で解いたそうです(笑)
難易度ですが、基礎の漢字はどうなんだろう・・・?
特別難しい漢字でもなさそうですが、漢字苦手な子だときついかも。
同音異義語とか出てました。
文章問題は、今回は俳句に関する文章が出題されていました。
そのため、読み取りだけでなく、俳句の基礎知識的な問題もありました。
標準は漢字の出題がなく、かわりに品詞の問題が出ました。
品詞、まったく手を付けてない息子は撃沈(^^;)
私が見ても、「あれ?これ、どっちだ?」って悩むような問題がいくつかありました。
標準の文章問題は、小説の一節から。
国語の問題にありがちな、「このときの登場人物の気持ちを答えよ」みたいな問題がたくさんありました。
あとは、語句の意味をきく問題もありましたね。
標準はこれだけでなく、資料から情報を読み取るという問題も出ました。
難関は、四文字熟語やことわざから始まります。
あと、前回もありましたが、明治文学の作者の作品名を答える問題が1問。
文章問題は、難しそうな哲学論(^^;)
それと、ある条約を読んで内容を答える問題、それに関するレポートの内容を考える問題などが出ました。
英語
英語は国語と数学の3つの分野に加え、リスニングが入ってきます。
時間配分は以下の通り。
リスニング 12分
基礎 8分
標準 20分
難関 20分
リスニングが入る分、他の分野の時間がちょっと減ります。
難易度ですが、リスニングの文章自体はそれほど難しくないと思います。
設問Aは絵を見て答える問題で、設問Bは文章から選ぶ問題でした。
絵のほうは、なんとなく単語がわかれば解けるんじゃないかな?
文章のほうも、それほど複雑な文はありませんでした。
英語の基礎は、本当に基礎レベルです。
( )に当てはまる単語を答えればOK。
学校の英語をしっかりと理解していれば、大体は解けると思います。
その後英語のチラシを見て答える問題がありましたが、チラシの中の英語はほぼ単語なので、ちゃんと読み取れば大丈夫かな、と。
標準からは、選択肢が単語から文章に変わります。
ただその文章も「I'm OK.」とかその程度の文なので、よっぽど英語が苦手でなければ大丈夫かな?
でも設問の文章の意味がわからないと解けないので、極端に単語の意味などを知らないと厳しいかも。
標準から、本格的な長文読解が入ってきます。
ただ1節1節の文章自体は短めで、内容もそれほど難しくはありません。
英語が得意な子であれば、特別に勉強しなくても解けると思います。
難関から並び替え問題が出てきます。
基本的なSVOCを知っていれば解ける問題と、基本だけだとちょっとわからない問題と、熟語知ってないと厳しい問題と、様々でした。
難関の文章問題は、文章にプラスしてグラフもついてきました。
文章を読み取っただけでは答えられなくて、意味を読み取った上でさらに計算しろ、みたいな問題が出ました。
計算自体はそれほど難しくないですが、「めんどくさ!」って感じです(^^;)
感想
以上、東進全国統一中学生テストの受験の仕方や難易度でした。
何回も言いますが、数学の難易度がヤバいです(笑)
国語、得意ならなんとかいける。
英語、得意ならなんとかいける。
数学、得意でも無理だろこんなの。。。
こんな感じですかね、ざっくりと。(ざっくりし過ぎ)
あとは時間配分ですね。
基礎、標準、難関で区切られちゃうので、時間余ったら難関に回そう、とか、この問題後回しにしよう、とかができません。
そして、数学と国語は時間に対して問題量が多いので、時間配分も練習しておいたほうがいいと思います。
今回はまだ成績表来ないうちにレビュー書いてるので、今回の平均点がどれくらいかはまだわかりません。
成績表が来たら追記したいと思います。