本日発売サンデーに
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) 2025年9月16日
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葬送のフリーレンの漫画の、あらすじネタバレと感想をまとめます。
今回は、2025年9月17日に発売された週刊少年サンデー42号に収録されている、第145話「未来視」のあらすじネタバレ・感想です。
第144話のあらすじネタバレ・感想はこちら
第145話 未来視
手を結ぶことにしたゼーリエと皇帝。
さっそく情報交換を行います。
ゼーリエは皇帝の権限で暗殺計画を止めることはできるか聞きますが、帝国は権力が分散されており、皇帝であってもそれほど強い権限はありませんでした。
それを聞き、「人質としての価値もない」と言うゼーリエ。
皇帝はそれを肯定しつつ、できる限りの協力を約束します。
それからゼーリエは、自分の予知夢について詳しく語りだしました。
ゼーリエのお予知夢は、夢の中で稀に未来を体験できるようになる魔法でした。
その体験はランダムで起こる上、発動自体の確率もごくわずか。
もちろん死後の世界も見えません。
ゼーリエはある時期から建国祭の最終日より先の未来を見ることができなくなり、そこで殺されたことを悟ります。
随分不便な魔法だと言う皇帝に、未来を見る魔法は不正確な魔法が大半だと答えるゼーリエ。
長く生きているゼーリエでも、人類の中で完璧な未来予測を実現したのは1人だけでした。
一般的に未来視と呼ばれているものは、複数の魔法を併用して可能な限り正確な未来を予想したものに過ぎません。
ゼーリエも複数の魔法を持っていましたが、特権として他の魔法使いに渡してしまった結果、今持っているのはこの予知夢だけ。
その魔法使いたちはすでに死に絶え、協力することもできません。
ゼーリエは敵も何らかの未来を見通す魔法を使っていると予測。
ゼーリエの予知夢では、明日の舞踏会の宵の鐘が鳴る頃、死角から首を一閃されて最期を迎えます。
ホールや帝都に来ないという選択をしても、結果は変わりませんでした。
ただ一度だけ、あらゆる手段を講じて死を避ける選択をしたときだけは、襲撃自体が起こりませんでした。
ゼーリエはそのおかげで死を免れましたが、その代わりに大陸魔法協会の多くの魔法使いが殺されるという凄惨な結果に。
今のゼーリエは、これら多くの魔法使いを人質に取られているようなものでした。
未来視がなければこんな手の込んだ脅しはできないと、相手が未来視の魔法を使えると確信しているゼーリエ。
皇帝に未来師を扱う者に心当たりはないか聞くと、皇帝は「可能性としてはフラーゼくらい」と答えつつ、彼女の魔法ではないと断言。
フラーゼが未来を見通せるのなら、帝国はここまで衰退していないというのがその理由でした。
これにはゼーリエも同意し、「互いの犠牲を最小限にしよう」と言い、皇帝は「どのような情報が欲しい?」とゼーリエに問いかけました。
そして、現在。
舞踏会には皇帝が多くの手下を引き連れて登場。
それを見て、ゼーリエは「来たか、見栄っ張りめ」と笑います。
一方、待ち伏せしているダルシュの元へ、武装したヴァルロスとクライスが近づきつつありました。
感想
難しいです第2弾!(^^;)
つまりは、ゼーリエの敵は未来視を使っていて、ゼーリエが死から逃れようとするあらゆる手段が見えている、と?
で、ゼーリエは逃げようと思えば逃げられるんだけど、そうすると他の魔法使いたちが殺されるから、自分が死ぬ前提で犠牲を最小限に抑えようとしている、ということですね?
フリーレンが以前、自分の身を弟子に守らせるなんて「ゼーリエらしくない」と言ってましたが、ゼーリエは自分の命を守るためにゼンゼたちを動かしたわけじゃないんですね。
大陸中にいる自分の弟子たちを守るため、自分の命を差し出してでも黒幕を叩くつもりなんですね。
ゼーリエさま・・・なんて尊い・・・。
お願い、死なないで!
そして、久々登場しましたファルシュ。
かなり前から登場してるキャラなのに、その能力がほとんどわからないファルシュ。
次回戦闘シーンくるかなぁ?
ファルシュが戦う場面、なにげに楽しみなんですよね。
やっぱ影を操るんでしょうか?
そして、ゼーリエにもらった「声が自在に変えられる魔法」に出番はあるのか!?
今回はほとんど話が進まなかったので、次回は少し事態が動くことを期待してます。