うしゃおくんのアトピーの記録第四弾です。
前回はようやく信頼できるお医者さまを見つけ、アレルギー検査をしたお話をしました。
今回はそのアレルギーの検査結果が出た後のお話です。
さて、検査の結果ですが・・・。
前回のお話はこちら
アレルギー検査の結果
検査から一週間後、結果が出ました。
はい、ばっちり出ました、卵・小麦・牛乳アレルギー。
うわーお~・・・(泣)
アレルゲンが特定されたのは良かったのですが、ここから今度はアレルゲン除去の苦行が始まることとなりました(--;)
とりあえずうしゃおくんはアレルゲンは完全除去。
そしてまだ母乳をあげてた私も少しだけ食べ物に制限が入ります。
小麦は一日にパン一枚くらい、卵は卵料理は禁止、牛乳と乳製品も基本あまりとらないように、とのこと。
まあ、私はいいんですけどね。
牛乳は嫌いだし乳製品もそんなに食べたくないし。
卵も食べられなくてもそれほど困ることはない。
パンよりお米が好きなのでそこも大丈夫。
しかし、大変なのはやっぱりうしゃおくんです。
この頃は離乳食が始まっていたので、アレルゲンを使わない料理っていうのが本当に大変でした。
小麦がダメってことで、パン粥もうどんもあげられない。
お手軽タンパク質のヨーグルトもあげられない。
困った時の栄養食、卵も使えない。
ただでさえ面倒な離乳食、もう何を使えばいいのやら!
しかも、知ってます?醤油って小麦入ってるんですよ!?
そんなわけで醤油すら普通のものが使えず、小麦を使っていない特別な醤油を買ったり、食品を買う時はいちいち原材料を隅々までチェックしたり。
アレルギーって、本当に大変ですね・・・。
うしゃおくんと同じくらいの子がアイスを食べていたりするのを見ると、本当にうらやましく感じたものです。
本当に便利なレトルト食品
しかし最近は本当に便利なもので、レトルトの離乳食にも小麦・卵・牛乳を使ってないものがたくさんあるんですよね。
これらのレトルト食品は本当~~~に助かりました!
この便利なレトルトがなかったら私はこの時期を乗り越えられなかったかもしれません(^^;)
よく「離乳食にレトルトなんて!」って言う人いますけど、はっきり言ってレトルトのほうが栄養もしっかりしていて子供にとってはいいと思います。
しかも離乳食のレトルトって、やっぱり赤ちゃんが食べるものだけあって変な添加物とかほぼ使ってません。
大人用のレトルト食品と比べるとその違いがよーくわかります。
我が家ではこのあたりのレトルトによく助けられました。
アレルギー食材が使ってあるかどうか一目でわかってとっても助かりました。
しかし何と言ってもレトルトの良さは、便利な上にストレスがまったくかからない!ということです。
離乳食の時期って食べたり食べなかったり、ムラがすごいですよね。
下手をするとひっくり返されたり皿を投げつけられたり。
これが大人だったら立派なDVですよ(^^;)
そんな自由な赤ちゃん、傍から見てるだけなら微笑ましいのですが、自分が作ったものでやられるとたまったもんじゃない。
ただでさえ寝不足の体にムチうって面倒な離乳食を時間かけて作っているのに、残されたりひっくり返されたりした日には「ムッキーーーー!!」となってしまいます。
その点レトルトなら、離乳食を残されようがひっくり返されようが吐き出されようが、自分で作ったものでなければ「まあいいか」と思えます。
そんなレトルトばっかで離乳食時期を過ごしたうしゃおくんですが、大人と同じ物を食べるようになってからは普通のご飯をモリモリ食べ、なんの問題もなく育ちました。
レトルト、どんどん利用しましょう!
ようやく改善してきたアトピー
そんな感じでアレうしゃおくんはルゲン除去とステロイドでの治療を平行して行っていきました。
するとお肌はみるみる良くなっていきました。
全身血まみれだったのが嘘のように、1歳半頃にはパッと見にはアトピーだとまったくわからないくらいになりました。
薬も最初の強い薬から少し弱いものに変わり、アトピーがよくなった分塗る量も減りました。
もちろん薬をまったく塗らなければすぐに悪化してしまうのですが、薬を塗っているうちはだいぶ落ち着くようになりました。
赤ちゃんの頃はほとんど笑わなかったうしゃおくん、そういう性格なのかな、なんて思っていたのですが、辛くて笑顔も出なかったのかもしれないですね。
成長したということもあるでしょうが、この頃からうしゃおくんには本当に笑顔が増えてきました。
辛い思いをさせてしまって、本当に反省しています。
またうしゃおくんが落ち着くとともに私の精神もだいぶ安定し、ようやく子育てが楽しいと思えるようになりました。
実を言えば0歳時代はあまりに辛くて、子供を可愛いなんて思えなかったんですよね・・・。
でも2歳前後のイヤイヤ期の時期は、他のお母さんが「もー、本当にイライラする!」と嘆いていた中、私はうしゃおくんが可愛くて可愛くて仕方のない時期でした。
アトピーが良くなったことが嬉しくて、イヤイヤなんかどうでもいい!って感じでした。
こうしてちょっとずつちょっとずつ、うしゃおくんのアトピーも改善していったのです。
次回へ続く